おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

雲取山に舞う雪。2017年の2017mと三条の湯

雲取山に行ってきました~~!

 

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クマ〜〜!!!!

なんつって〜〜(≧∀≦)

 

ご存知東京都の最高峰雲取山

今年はどうやら2017年と同じ標高2017mということで、

山頂にはすごく大きな記念碑がふたつも出来てました(・Д・)

 

雲取山は実はかなり健脚向きの山。

どのルートを使っても結構時間がかかるのですが、

今回は三条の湯経由で山頂を目指します。

 

 

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登山初日は大雨の予報で、

ズブ濡れ覚悟でスタートしたんですが・・・

どうしたことか、ほんとに一滴ぐらいしか降らず、

しかももう見頃は過ぎただろうと思っていた

紅葉が全開です!

きれい〜〜・・・

 

 

このルートは林道あるきがほとんどなので、

ちょっと退屈になったりするんですが、

今回は紅葉にみとれながら歩けました。

だいたい3.5~4時間、9kmの道のりです。

 

ようやく山道に入ったら、もうすぐ三条の湯です。

 

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とうちゃこ!

 

すでにここは標高1100mあるので、

下界とは寒さが違います。

下の沢にはテント場もありますが、

名物のお風呂は小屋の下側にあります。

 

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 いらっしゃ~~~い!

 

 

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三条の湯の由来は、

いまから二百余年前、甲州丹波山村字後山の河村源次郎というひとが、

この山中で狩猟中、鹿に傷を負わせ、

追跡したところその鹿が傷を湧き出ている水に浸して

あたかも治療しているような様子であったことから、

この水を飲んだり、沸かして入浴してみたら

さまざまな不調に卓効があったので、

無人小屋に誰でも入れるように浴槽を作り、

鹿の湯と呼ばれていたそうです。

 

その後大正12年の大水で小屋は消失。

初代の管理人、木下孟一と東京都水源林丹波山出張所

所長山路勝輝とで山小屋と浴場をつくり、

三つの渓流が合流しているところから、

三条の湯と名づけ、登山者や青岩鍾乳洞に訪れるひとに開放した、

と書いてあります。

 

 

 

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ここはとっても寒いのですが、

食堂はいつもぽかぽかです。

すてきな鹿の絵や景色を見ながら、ゆったり出来ます。

 

お湯は鉱泉の沸かし湯なのですが、

非常に湯質がよく、つるつるすべすべになるほか、

消灯21時の前、20時半まで入れるので、

ほかほかで翌朝までぐっすり眠れましたwww

 

なんだかんだで3回も入ってしまいました。(*´∀`*)

山であたたかいお風呂に入れるのは本当にありがたいです~~。

汗をかいたままだと冷えるので、

体の疲れもまったく違います。

 

 

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翌朝は小屋のうしろからすぐ急な登りになっていきます。

三条ダルミからはなかなかきっつい激登り。(笑) 

 

 

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だんだん稜線が近付いてきます。

 

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山頂です!

真っ青のそらに、360度南アルプスから丹沢、

奥多摩まで全山見えます〜〜!!!

 

晴天なのに

ひらひらと雪が舞っているという

最高のお天気。

 

とってもさむ~~いです。笑

 

 

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丹沢山塊の向こうに富士山が・・・

 

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グオオオオオオ

 

富士山ヤバい・・・

今日登ってたら余裕で死ねる・・・

 

 

しばらく山頂を堪能したら、さっそく下山にかかります。

なにしろとっても長いのです。

この日は三条の小屋から雲取山、鴨沢までの下山で、

およそ8時間半ほどかかりました。

距離にして約15kmほど。

 

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途中小雲取山や奥多摩小屋、少し遠回りになりますが、

七つ石小屋も通れます。

 

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きれいですね~~~~。

今年は昨年よりすこし盛りが遅いようです。

ほんとうに今回すべてがラッキーでした。

 

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ようやく奥多摩湖が見えてきました。 

 

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奥多摩の冬はもうそこまで来ているようです。

 

雲取山は雪のあるときもすごく良いです。

いまは立ち入り禁止になってしまった青岩鍾乳洞も、

チャンスがあれば入れるようにお願いしてきました。

 

雪の雲取山三条の湯

軽アイゼンが必要ですが、雪山入門編

ぜひ今度設定したいと思っています。

きっとすごーく楽しいですよ~~~~

 

雪見鹿の湯

う~~~ん最高ですね!

 

 

※奥多摩や高尾山も、これからのち軽アイゼンや滑り止めの携帯を

 おススメします。また記事かきます~。

 

書きました!!!

www.nekosippona.com