どどん。
秩父のキナバル、岩峰の二子山 。
すごい迫力。
キナバルとかは、勝手に言ってます〜〜笑
↑ 昨日のこの写真が雰囲気出てたので。
本当のキナバル山。
右手に見えるのがサウスピーク。3933m
マレーシアの最高峰で、ほぼ赤道直下の
ボルネオ島にあります。
真っ暗な夜明け前にヘッドランプをつけて
出発します。
真っ赤に染まる夜明けのキナバル山。
この巨大な一枚岩が、紅く燃える一瞬です。
後ろが4095mの山頂、ローズピーク。
え?
ぜんぜん違う?
そっかなあ・・・?
なんで二子山がキナバルに似てる!と今回感じたのか、
よくよく考えてみたんですけど、
両方とも海底や地下深部からの隆起した岩盤から出来ているからでしょうか。
キナバルは1千万年前の溶岩から花崗閃緑岩や蛇紋岩に変化した巨大な岩。
二子山は3億2千万年前~2億5千万年前の古生代に生きていた
フズリナなどの化石の出る石灰岩の岩峰です。
キナバルはそうでもありませんが、
二子山は雨が降って濡れるとすごく滑るので、
要注意です。
余談ですが、秩父の地層はとっても興味深くて、
大昔に近くのヨーバケという場所で化石を探しにいって、
2枚貝の化石をいくつか見つけたりしましたwww
今回は坂本バス停から20分、登人という民宿の上の登山口から
沢沿いの道を1時間ぐらいで股峠まで登ります。
この沢道はところどころ倒木や、崩れたところもあるので気をつけて。
秩父には隣の両神山を始め、
双耳峰が多いのですが、この二子山も
名前の通りに東岳と西岳のふたつのピークを持っています。
股峠にとうちゃく~~~。
ここ秩父も、紅葉がとってもきれいでした~~!!!
当初は西岳を魚尾道(よのおみち)峠まで
岩稜線を縦走する予定でいたのですが、
今回はまず東岳に登ることにしました。
東岳の山頂までは一般登山道ではなく、
かなり悪い道となりますので、
岩場や高いところが苦手な方は、
決して足を踏み入れてはいけません。
一ヶ所、空中に身体が飛び出すような鎖場があり、
それ以外も狭い道幅のスッパリ切れた岩場が続きます。
あともう少し、頑張って。
稜線にぽかっと出ると、
向かいの西岳のこんな素晴らしい姿がどーーーんと眼の前に。
すごい迫力です。
西岳の左側の南壁は、
昔からの有名なクライミングのゲレンデなんですが、
前傾壁の指ヂカラが要求される厳しい壁です・・・
東岳の稜線の奥のピークまで登ったら、
ピストンで引き返し、
股峠で一呼吸して西岳に向かいます。
ここまで往復1時間ちょっと。
西岳は装備と技術のない人は、
上級者コースには決して入らないように。
垂直岩壁の直登で、
進むことも退くことも出来なくなっちゃいますからね〜〜。
一般コースといえどもかなりの悪路なので、
雨天の直後などもオススメしません。
よいしょっ
西岳の稜線に出ました!!!
西岳山頂手前の上級者コースの出口。
え?どこがルートか分からないって?
あと少しで山頂です。
いやほい〜〜!!!!
お疲れ様〜〜!!
さあ!ここからがホントに面白いところ。
でも今日はちょっと時間切れになったので、
魚尾道(よのおみち)峠まではまた今度。
お楽しみはまた今度に取っておきましょう~~~。
二子山に行く際は、
しっかりした登山用の靴と、事前の下調べを忘れずに。
坂本登山口には、WCと水場がありますが、
あとは山中や近辺にまったく無いので、それも充分にご注意くださいね!
ガイドのご希望もお受けしていますので
お気軽にご連絡くださいませ。
ほらほら、
やっぱりキナバルっぽいなあ〜〜
ジャングルと岩山みたい。
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岩場に良いので割とお気に入り。
ただ雨ではビショ濡れで冷たくなるのでご注意!