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「アリータ バトルエンジェル」見ちゃいました〜!!!

先月公開した「アリータ バトルエンジェル」を

新宿ピカデリーにて見てきました〜〜!!!

 

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昨年ツイッターで話題になったときに、

主人公アリータの大きな目が印象的で

ちょっと違和感だったんですけど、

ジェームス・キャメロンが作っているなら間違いなく、徹底的に狙った効果のハズ・・・・

と公開を楽しみにしていました。

 

 

私原作の【銃夢】(ガンム)読んでないんですが、

それだけにまっさらな状態で楽しむ事が出来たのかも。

 

 

まあ予告映像にあるように、

とにかくアクションが〜〜〜、

すごい〜〜〜すごすぎて息をもつかせぬ感じですね!

 

【攻殻機動隊】大好き人間なんですが、

アクションのスカッと感は、こちらの方が大きく上回った感じです。

 

 

終わってからよくよく見たら、ジェームズ・キャメロンは

脚本やってたんですね。

監督はロバート・ロドリゲス。

スピード感のある映像は、この人の持ち味でしょうか。

 

ジェームス・キャメロンの監督作品は、

【ターミネーター】も【エイリアン2】も【アバター】も大好きですが、

大ファンになったのは深海を舞台にした【アビス】

これ俳優さんたちの演技もすさまじくて、

見てるこちらの息が止まりそうになるので何回も見れないんですが、

ラストシーンがふたつ用意されているという

異色の映画です。キャメロンのこだわりが感じられます・・・

もうほんとにスゴイです。

 

www.youtube.com

 

この映画、140分の公開版171分の完全版となっていて、

公開当時はそんなに評判良くなかったと聞いて

( ゚д゚) ビックリ。

今見るとこのCG製作の後に、

【ターミーネーター2】が作られたのが

よく分かるシーンですね。

 

アビス(完全版) [DVD]

 

 

【ターミネーター】1作目は超低予算映画でしたが、

あの当時、他に類のない衝撃的な作品でした。

そんでもって主演のリンダ・ハミルトンと結婚したのも、おおお〜〜

って感じでした。(すでに離婚)

本人が深海調査を行うほどの探検家でもあり、

この人の作るものからは目が離せませんね、ホント。

ドキュメンタリーもたくさん製作しています。

 

ジェームズ・キャメロン 深海への挑戦 (字幕版)

 

 

 

さて、肝心の【アリータ バトルエンジェル】

ネタバレしないようにお伝えするの至難のワザなんですが(笑)

アリータというのは本当の名前ではなく、

彼女をスクラップ場から回収した、サイバネティクス医師のイドの娘の名前です。

頭だけの状態で、10代の少女と思しき脳は、300年も生きていた・・・

というところからこのお話は始まります。

 

そんでどうやら娘が死んだ事で離れて行ったイドの奥さんチレン

あれ・・・見たことあるなこの人・・・よく知ってるような・・・

とクレジット見て驚きました。

ジェニファー・コネリー!!!!

48歳になったのオオおおおお!!!!

おばちゃんも年をとるハズだわ・・・・

 

すみません取り乱しました

 

イドが殺されそうになったとき、

どこから見ても少女のアリータが、ものすごい力を秘めていた事が

スクリーンの中と観客席のすべての人に分かります。

自分が戦闘に対するズバ抜けた能力を持っていて、それを好きなこと、

戦闘の最中に過去の記憶が断片的に現れることの中で

物語が進んで行きます。

 

 

ジェニファー・コネリーのチレンが非常にいい役割をしていて、

アリータはまさにイド娘の代わりではなく、

本当の意味での娘になって行きます。

一般的なイメージとはだいぶ違う関係ですが。

 

アリータに感情移入できるのは、

まさに若い女の子の心情そのままで、

好きになった男の子に自分のハートを(ホントに)捧げようとしたり、

自分の大切な人を守ろう、

そのためには一切の容赦をしないという姿のせいかも知れません。

 

 

モーターボールゲームのシーンも圧巻で、

おばちゃんは子供の頃大好きだったローラーゲーム東京ボンバーズとか

思い出しちゃいました・・・・カッコよかったんだよなあ

げふんごほん

 

 

正直いうと、結構ずっとウルウルしながら見てました。 

ロードオブザリングスで有名なWETAがCGやってるんですが、

アリータや他のサイボーグの現実シーンとの境目は全くわからない。

一輪バイクも出て来たりして、

でもよく見るオート三輪 tuktuk もあったりと、

全体的にすごくありそうなアジアの下町みたいな風景が

不思議なリアリティを醸し出しています。

アニメ、CG、現実の境目は、もうどんどん映画ではわからなくなりつつありますね。

 

 

ストーリーは複雑でなく、

アリータの顔と演者のローサ・サラザールのかすれ気味の声も

すごく良い感じにマッチしています。

そしてやっぱり何より表情が魅力的なんですよね。

サイボーグの戦士だけれど、生きた普通の人間なんだという。

 

食べ物を食べるシーンもとてもよかったんですが、

こういう所はアリータの顔がCGだけに、

下手に作るとディズニーのアニメに近くなっちゃいそうで

難しいですね。

あとサイボーグのお腹が減るとか物が食べられるとか、

どんな仕組みになってるんだろう?と

いつも興味が湧きます。

 

 

アリータが水中に半分没した宇宙船(?)の中から、

自分の元の体と同じ、失われた技術で作られたバーサーカーボディを取り出して、

その後完全な戦闘体となるのですが、

そのバーサーカーボディをモデルにした義手を製作して

キャメロンが 少女にプレゼントし、

今後手に入れやすい金額で販売していくとの動画がありました。

さすがです・・・・!

 

www.youtube.com

 

これからますます

機械と人との融合が進んでいくんでしょうね。

 

映画は未来やあらゆる可能性を、

もっとも早く形にしていく。

 

 

 

最後に上映が終わって立ち上がったとき、

後ろを振り返ると中高年と思しきスーツ姿の男性が多くいて

 

「これは会社をサボっての合間に見に来たくなるほど、

 男性の興味もそそる映画なんだな・・・・」

 

と思いました。

なんだかそれもとても良いなあと思いました。

 

みんな大好き、メカ+少女+バトルの黄金の詰め合わせです(笑)

 

この映画は大画面で、じっくり何回も見てみたい。

 

 

ジェームス・キャメロン監督

 

アリータの出自のナゾも残されているので、

続編はぜひ見たい。

 

アバターの続きはどうなったのかな・・・?

アバターの演技指導中に、キャメロンが

銃夢の主人公(ガリィ)の絵のついたパーカーを

着ている映像を見ました。

やっぱり作りたいものって、何年もその人のなかで

様々な経験を通して発酵させていくものなんですねぇ。

 

どうやら今日知った話では、

銃夢をキャメロンに『面白いMANGAあるよ!』

って勧めたのがあのギレルモ・デルトロで、

それ以来25年以上も温めて来た映画なんだとか・・・。


新宿ピカデリー

 

新宿ピカデリー、

初めてだったんですが、快適な映画館でした。

ただチケット買って入ってから

エスカレーターで9階まで行かなきゃならなかったので、それが予想外だったかな。

(エレベーターもあり)

平日午前中は割と空いていました。

 

ゴジラ

 

キングが目覚める・・・!!!!

ゴジラは終わらない

 

 

www.smt-cinema.com

 

 

 

 

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