おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

蝶のサナギ救出大作戦。

キレイなグリーンの蝶のサナギ


6月の中旬、 

買い物から戻って自転車カバーをかぶせていたら、

きれいな緑色のサナギが、

いつの間にかしっかりしがみついているのに気が付きました。

 

大慌てで外そうとしたら、

ものすごい力でお尻をブンブン振って大抗議。💢

ハサミとかでそっと糸を切って外してあげなくちゃいけなかったんですが、

雨も降りそうで慌てて引っ張ってしまったのでした・・・Σ(゚д゚lll)

 

裁縫箱から糸をとってきて、

なんとか植木につけようとしたんですが失敗。

そうだ!こんな時こそググれYouTube!!

最初に見つけたのは、プラケースにティッシュをひいてそっとサナギを置き、

横に羽化したときに登るための割り箸を立て掛けておく方法。

なーんだ、簡単。

とホッとしたんですが待てよ、

確かサナギの中で蝶に変化するまで、

一度ドロドロの完全なる液体になるんだっけ・・・。

という事はサナギがあの形で木に捕まるのは、

何か理由があるんでは?

万が一横にしたままで何か不具合が起こったら・・!!

:(;゙゚'ω゚'):

 (何かすごいクリーチャーが出てくるのを一瞬想像した)

 

 

とまたまた検索していたら、

これは完璧!と思う孵化台を作っている方がいて、

さっそく参考にして作ってみました。

 

手作りしたサナギの羽化台

手作りしたサナギの羽化台

 

少し前にたまたま見たTV番組で、

サナギは羽化の寸前で、クルリと向きを変えていました。

なので少し余裕を持たせて角の部分が紙で作ったポケットの上に来るように調整しました。

 

 

子供の頃、毎夏蝶の卵や芋虫を取ってきては、

せっせとミカンの葉や食草を入れて育てていたんですが、

サナギから羽化して蝶になった姿を、

実はいちども見ていません。

なぜかというと、だいたい小学校に行っている午前中に羽化するので、

蝶を放してやるいちばんいい所は、

全部母親にまわっていたんですね。

帰ってきてから空に放して飛んで行った様子を聞くだけで、

全く見たことがなかったのです・・・(´;Д;`)

 

いったいいつ孵るのかなぁ

 

 

そしてサナギと出会って12日目。

色が鮮やかな緑色から黒っぽくなったかな・・・と思っていたら、

 

サナギの抜け殻

サナギの抜け殻

中身がいない!!!
 

キレイに中身がいなくなってる〜〜!!

キレイに中身がいなくなってる〜〜!!


 

窓辺にパタパタ元気に羽ばたく蝶が・・・!!!

窓辺にパタパタ元気に羽ばたく蝶が・・・!!!

 

初めて蝶になったのを見た・・・

う、美しい・・・(´;Д;`)


すごく元気に飛び回っていて、

キレイに撮れたのはこの一枚だけ。

 

黒仔猫がキラキラした目で見つめていたので、

飛びついて襲われないうちに、

羽を傷つけないように急いで窓から外へ放しました。

 

 

元気で思い切り生きて、

たくさん子孫を残してね〜〜〜〜!!!