忘れることの出来ない美しい景色というものがあります。
新月や満月、様々なタイミングでよくナイトウォークを開催していたんですが、
特に美しかった晩のことを覚えています。
この日は日が暮れる前から、空がとても美しくて、
駅で親しいクライアントさんとの待ち合わせ。
暗闇の中、なるべくヘッドランプを使わずに
いろいろな場所の説明をしたり、動物の気配を探しながらおすすめコースを高尾山の山頂へ。
夜景が見えて来ました!
何回も来ているはずなんですが、
こんな景色に出会ったのは初めてでした。
雲が低い位置にあったのか、
満月の光と街の明かりで今まで見たことのないほどの明るい空に。
これほど明るい山頂は、
私も初めての経験で、いつもは街を見下ろす深い森が、
この日はどこまでも明るく、不思議な雰囲気に満ちていました。
同じ満月でも、
空の深い闇に、冴え冴えと透き通る青い月の光や
雲に照らされた月の光が広く拡散してどこまでも明るかったり、
月の上がる時間や方角、
その時の気象状況でまったく同じ夜はないんですね。
その後、ずっと鮮やかな紋様を浮かべた月が、
下山するまでついて来てくれました。
お疲れ様でした!
最高の満月の山でしたね。