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進撃の巨人と呪術廻戦。共通するテーマ

Pixabay

 

いったい日本中、いや世界中のどのくらいの人が夢中で見てるんでしょうね?

この2つの作品。

日本のアニメ本当にすごいな、

本当に今年度は豊作も極まれりですね!

 

先日のブログ記事のマッスルモンスターに行った時、

呪術廻戦の第19話、花御VS東堂・虎杖の神回の翌日あたりだったと思うんですが、

ゴーカートに乗ろうと並んでいた列の前に、

可愛い高校生ぐらいの姉妹を連れたお父さんが一生懸命

 

「昨日の呪術廻戦、

 神回だったんだぞ、

 炭治郎なんて虎杖くんに

 負けちゃうぞ!!!」

 

とあまり興味のなさそうな娘さんたちに力説していて😆、

 

(それはちょっと比べるのアレですけど・・・、

 マジ神回でしたよね!!!)

 

って思わず後ろでうんうん、ってうなづいてしまいました。

声かけて一緒に盛り上がりたかったなぁ

 

 

3月でアニメいったんみんな最終回になるので、

楽しみにしていて3日間の仕事から帰ってようやく見れたんですが、

いや両方ともすごかった!!!!

最終回も神回!!!

 

 

特に進撃の巨人は、

3月30日のエレンのお誕生日に、原作の最終回原稿が手渡されたという事で、

以前テレビで明かされていたあの最終コマとどう結びつくのか、

主要人物が次々に・・・という衝撃の展開はどう結末へ向かうのか、

最終回発売今週なんですけど、もう全く予想もつきませんね。

 

進撃の巨人は最初の展開からは想像もつかない全く違う真実に向かって、

数々の伏線が第一回から描かれていたことに驚愕しています。

まっすぐで直情型のエレンが、

「じゃあいったいどうすればいいのか、他のやり方があったら!!教えてくださいよ!!!」

ハンジに噛み付くシーンを思い出して、

様々な過去と未来を見てしまったエレンには、

もう他の選択肢が無かったんだ・・・。

そしてただの一人にも本当に思っていることを話せない、

心情を吐露することも、どうしたらいいか相談することも打ち明けることも出来ないという、

世界にたった一人で追い詰められていく中で、

別人のように変わっていったことを思うと苦しくなります。

 

これがデビュー作なんて凄すぎる、

諫山創先生も連載を決めた編集者も。

正直初期の絵を見て原作に興味を持たなかった私です。(すみまそん・・・)

アニメから入ったので、音楽やすべての製作者にも感謝の思いをぶつけたい。

ファイナルシーズンの続きも、

胸を熱くして待っています・・・・。(泣)

 

 

そしてこれまた先の展開の全く見えない呪術廻戦

原作をやはりなるべく見ないようにしてるんですが、

まあ毎回アクションシーンがすごい。

進撃のファイナルと同じMAPPAさんが制作しているそうですが、

素晴らしいの一言。(WIT STUDIOさんももちろんすごかった・・・)

 

ただ展開がものすごく早い上に、情報量が多いのと、

わからない言葉が出てくるので、

「え!今なんて!???」

って思ってる間に話が進んで、何回か見直さないとだんだん分からなくなって来ました。

たぶん原作通りに作っていて、ギャグとかセリフそのままで

短時間にすべて詰め込んでいるんでしょうね〜〜、

おばちゃんの頭で理解が追いつかないwww

 

前半の方は説明しながら話が進んだので、

世界設定がわかりやすいな〜〜と思ってたんですが。

展開が早い早い。

でもめちゃくちゃ面白いですね!

 

話が進むに連れて、五条先生虎杖に出会ってノリが同じというか、

他の術師とぜんぜん違って普通のネアカでしかも性格がめちゃくちゃいい、

本当の良い子でカンも鋭く、

素直にどんどん強くなるので、

可愛くってしょうがないだろうなあと思いました。

 

特に直弟子だと思っていた伏黒との関係が結構ドライだったので、

自分を特別視したり、憎んだりしないで同じノリをしてくれて、

周りの人間を大切にする虎杖は超貴重な存在でしょうね〜〜

(ヘラヘラしながら割と人でなしなことを小学生の伏黒に伝えた五条

 白髪の怪しい男が交換条件の元に親のいなくなった自分たちの生活を守ってくれたと

 思っており、色々と性格もあって素直に五条に教えを請わない伏黒

 

でもこの先、

自分がいることで人が死ぬ、という運命を背負わされた虎杖は、

エレンとまったく同じに苦しむかと思うと・・・(泣)

 

もうイヤだ!!!

とかつてヒストリアに喰われようとしていたエレン

 

 

禪院姉妹の戦闘シーンの最後、

妹の真依(マイ)ちゃんが、

「私は、呪術師なんかになりたくなかった!!!

 努力も、痛いのも怖いのももうイヤ!!

 家でこき使われるのの何がいけないの!?」

 

という叫びが、

 

進撃の巨人ジークの幼い頃、

両親の押し付けるエルディアの復権なんてどうでも良くて、マーレの収容区の壁の中で平和に暮らせればそれで良かったというシーンが重なりました。

 

痛いのも怖いのもイヤだ、

例え狭い世界のなかでも、自分の周りが平和であればいい。

そういう人を決して責められない。

自分にもそういう恐れの気持ちがあるから。

例えば今の香港、今のミャンマー。

自分があそこに生まれ住んでいたら。

 

 

進撃の巨人抑圧と抵抗の物語です。

過去から現在まで、人類が地上に現れてからずっと世界中で続いている現実。

まるでナチスを思わせるようなOPや戦争や残虐や裏切り。

仲間であるはずの人たちでさえ、それぞれ考えが違い、

大きな渦の流れの中に否応なく巻き込まれ、相反し、裏切り会う。

最終回を前にどこにも救いのない展開です。

 

「この世界は残酷だ」(進撃の巨人)

「因果応報は全自動ではない、不平等の現実のみが平等に与えられている」(呪術廻戦)

 

「選択肢なんて罠にみえる」(呪術廻戦OP)

 

 

今週はいよいよ進撃の巨人最終回が発表されます。

きっとアニメを第1回から見直すことになりそう。

 

最終回がもう、まったく予想がつきません。 

 

 

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