おきらくごくらく。

山と自然。日常のあれこれの雑記ブログ。

キャンプイン一ノ瀬高原。

シャクナゲの花



さあて、甥っ子のキャンプデビューはどこがいいかなあ?

一応ちゃんとしたキャンプ場で、なるべく人がいなくて何もない野営場がいい。

川が近かったりするともっといい。

 

サービスエリアから見た富士山

 

 

と、言う事で友人夫妻もお誘いして、

近くて遠い一ノ瀬高原キャンプ場】にやってきました。

 

 

シャクナゲが美しい。

シャクナゲが美しい。



川辺のテント

 

ちなみになぜここを選んだかと言うと、

10数年前だったか、単独で竜喰谷と言うすごい名前の沢に登りに来たことがあって、

その当時は近くのバス停の時刻表がたしか1日2本ぐらいしかなく、

遅い便で到着し、軽量化した装備を担いで約14kmの道のりを地図を片手に

歩いていきました。(まだスマホもデジカメもない)

 

道路の途中で、卒塔婆がたくさん並んでいる場所があって、

立ち止まって見てみると「花魁淵」と書いてあって、

この辺りにあった武田信玄の隠し金山を封鎖するときに、

この淵に藤蔓で作った床をかけ、

花魁たちをそこで踊らせて、一気に蔓を切って川底に沈めて口封じをした

と書いてありました。

 

目的の谷はちょうどここから林道に上がって少し行ったところにありました。

沢の入口を確認し、翌朝登攀開始に向けてビバーク。

夜中はかすかに気配がしたものの特に何もなく、

翌朝全装備を担いで沢登りを開始しました。

初見だったので恐る恐るだったんですが、

非常に珍しい入口と、誰もいない緑と水量豊かで変化のある滝が連続し、

とても高揚したのを覚えています。 

 

で沢を抜けて下山して来たときキャンプ場があるのに気がついて、

こんな山奥だから人も少ないだろうし、

いつか行ってみようと思っていたのを思い出しました。



シャクナゲの花盛り。

シャクナゲの花盛り。

 

このキャンプ場は二つの川に挟まれていて、

入漁券を購入すれば、渓流釣りをすることも出来ます。

残念ながら、遊泳は禁止です。

それほどの深さもありませんが。



中島川



水がきれい。

水がきれい。



しらかばテント場

 

場内は7ヶ所ぐらいのテント場になっていて、

好きなところにテントを張る事が出来ます。

沢沿いは人気ですね。

 

焚き火は直火OKですが、前の人の使った場所を利用する事。

持ち込んだ薪と、拾って燃やした枝は、炭などの残骸を持ち帰る事。

ひと束千円で購入した薪は片付けてくださるので、そのままでOKだそうです。

ゴミは当然すべて持ち帰りです。

穴掘りは禁止。

現在コロナのため、バンガロー・シェラフ・毛布の貸し出しはありません。

 

 

たくさんのヤドリギ

 


受付を済ませて、場内を探検。

誰もいないサイトに、素晴らしい焚き火台があるのを見つけて、

水場からはいちばん遠くて、坂を下って橋を渡ってまた小山を登るんですが、

全員一致でそこにしました。

 

 

さっそく火を起こしてコーヒータイム。

さっそく火を起こしてコーヒータイム。

 

マイフェイバリットツール。

マイフェイバリットツール。

 

マイナイフ。

マイナイフ。

 

かれこれもう20年以上使っていると思うんですが、

当時持ち込まれて初めて購入したモラナイフで、

先日調べたらオリジナル1というみたいです。

木のハンドグリップと刃の厚みなど、最高に自分の手に合っていて、

アメリカのトラッカースクールに行った時、トラッカーのサバイバルナイフ買ったんですが、

全然こっちの方が使いやすく、ほとんどの作業はこれ1本で賄って来ました。

 

 

 

 

そういえば、最初シースーはこんな綺麗な白色だったなあ(笑)

アメリカのホースキャンプで拾った動物の骨をシースーに着けたりしてたんですが、

骨は何年かして砕けてしまいました。

 



素晴らしい焚き火サイト

 

前の人たちが残したらしい燃え残りも使わせていただきます。

 

まずはコーヒーで一息ついて、

暗くなる前に各自自分の寝場所を作ります。

 

今回はそれぞれテント、タープとハンモックテント、

私と甥っ子はガイドで使う山用のビバークツエルトの底なしです。

私あんまりテント使わない派なので。(もともと面倒くさい)

いい経験になるんじゃないかなあ(笑)



インドの青鬼

インドの青鬼

 

これ初めて見て買ってみました!

フルーティな香りで美味しい。

もうみんな待ちきれずに乾杯です。



焚き火クッキング

焚き火クッキング

ジュウジュウ良い音たててます。

今回はそれぞれ持ち寄りで、

私は油もいらないチキンの生姜醤油ステーキと、米に玉ねぎとコンビーフの炊き込みご飯。

どっちも超簡単です。なかなか好評でした。

間違えてコンビーフじゃなくて牛の大和煮缶でしたけど。

コンビーフ、高くなったのか無くなっちゃったのか・・・ショック。



焚き火を囲んで。

焚き火を囲んで。



夜もだんだん更けていきます。

夜もだんだん更けていきます。


夜更けのフクロウの鳴き声と、鹿がだんだん近づいてくる声を聞きながら、

暖かいシュラフでぐっすり。

甥っ子はなぜか寝付けず、グルルルルという動物の声を聞いたとか。

本当か?(笑)

 

 

夜明け

夜明け


今回も本当にお天気に恵まれて、一日ずれていたら強風に大雨でした。

今日は曇りからだんだん崩れてくる予報。 

 

 

燠火で作ったトマトとチキンのマカロニスープ。

燠火で作ったトマトとチキンのマカロニスープ。


本当に焚き火は最高で、

これは昨夜凍ったチキンの塊と、トマト缶とコンソメと玉ねぎと途中で買ったジャガイモを

水と一緒に鍋に投入してそのまま熾火に突っ込んでおいたものです。

動物にやられてしまうので、蓋をきっちり閉めて上に大きな石をのせ、

クマかオオカミ以外は動かせないようにしておきました。

朝まだ暖かい状態で、鶏肉もホロホロになっていたので、

カサ増しするためにマカロニを入れ塩で味付け。

チーズを入れるとさいっこうです。

 

Kさまのお写真。美味しそう

Kさまのお写真。美味しそう



このビリー缶は宝物。

このビリー缶は宝物。


最後のコーヒーを飲みながら、

お天気を見ながらどうするか考えます。

 

甥っ子くんには火の起こし方を手ほどき。

小さなティピー型に小枝を組み、

どうしたら火が育つか、そのためにどんな原則が必要かを覚えてもらいます。

次からは自力で起こせるように。

 

ファイヤースターター

ファイヤースターター

これは両方とも非常に火の起こしやすいファイアースターターです。

左はフェロセリウム棒で、ストライカーは燕三条の職人さん製。

右はマグネシウム棒です。

どちらもとてもいいです。

 

 

 

 

 

コツをつかんだら数秒、

 

着火の瞬間。

 

ボオッと一気に燃え上がりました!

着火して感動。

やったねええええ



初めての自分だけの焚き火。

初めての自分だけの焚き火。



空き缶に松ぼっくりを入れます。

空き缶に松ぼっくりを入れます。



アルミ箔で蓋をきっちりし、小さな穴を開けます。

アルミ箔で蓋をきっちりし、小さな穴を開けます。

 

煙の様子を見ながら、缶を焚き火から取り出します。

煙の様子を見ながら、缶を焚き火から取り出します。



お花炭です。(Kさま撮影)

お花炭です。(Kさま撮影)

 

お茶席などでも使われるのだそう。

可愛くて役に立つ。

 

 

足元にはこんな可愛い花がたくさん。

足元にはこんな可愛い花がたくさん。

 

踏まないように気をつけます。

本当にいい場所だなあ



すべてきれいに燃やし尽くしました。

すべてきれいに燃やし尽くしました。

 

あれだけあった木の燃え残りも薪も、

すべてきれいになくなりました。

まだ余熱があったので、水をかけて完全鎮火。

左の丸太は水をかけてリフレクターとしてお残し。

管理人の方が切ったのだと思います。

 

雨がポツポツ降ってきたので、崩れる前に撤収です。

 

 

通行止の一ノ瀬林道。

通行止の一ノ瀬林道。

昨年の台風による崩落のため、現在通行止。

竜喰谷はこの奥にあって、周辺の沢や谷も崩落があり危険なので

入らないで欲しいとのことでした。

この右は深い谷なんですが、

この先で道路が丸ごと崩落したそうです。

花魁淵のところはなんとすでに廃道になって、通れなくなっていました。



通行止の看板






ウツギ?



小さな苔のドーム



どこもかしこも藤の花が満開です。

どこもかしこも藤の花が満開です。

 

自然の形はどんどん変わっていく。

それが当たり前のことでした。

 

 

 

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