横浜で脱走していたアミメニシキヘビが見つかりましたね!!!
良かった良かったです〜〜
アパートでたくさんの爬虫類を飼育していらしたようですが、
この騒動でお引越しされたり、他の動物を手放されたみたいで
アパートの許可を取っていなかったり、いくつかの不手際が重なったようですが、
なんともお気の毒です。
話されている感じや真面目に謝罪されたり、捜索されている様子から
大事に飼育してた様子が感じ取れる気がしました。
私は蛇を飼ったことがないので分からないのですが、
毒ヘビ以外のニシキヘビなどは、巻きついて相手を窒息死させるという
攻撃を行うのですが、
一度人間と格闘して負けたり、捕らえられて飼育されたりした蛇は、
人間に対して攻撃性を失うという話を読んだことがあります。
それは前に他の記事でも紹介したライアル・ワトソンの「白い呪術師」という本の中で、
エイドリアン・ボーシャという白人青年が、
たった一人で10代の時にアフリカの原野に入って行って生き抜いた上に、
呪術師となった実話なんですが、
巨大なニシキヘビに襲われた時に、ヘビの巻きつく方向と反対方向に
グルグル回って締め付けられるのを回避したという話に、
「そ、そんなことが出来るのか〜〜〜」
と非常に驚きました。
私個人は、動物はつい触りたくなってしまうので、
哺乳類と違って爬虫類の気持ちは全く想像できなくて、
ハンドリング(触る)とかは結構ストレスになっちゃうんじゃないかとか
考えてしまってやはり飼えない。
子供の頃、縁日で掬ったミドリガメとアカハライモリとかは飼ってましたけど、
やっぱり触りすぎて嫌がられていた気がします。
とか言いつつも、暖かくなると山を歩いていて蛇に会ったりして、
思わず捕まえたりしちゃうんですが、(最近はやらないようにしている)
当然手を出していい蛇とそうでないものがありまして。
見ているとだんだん危なそうな蛇の区別がついてくるんですが、
この赤い色が特徴的なヤマカガシは、昔は毒がないと言われていたんですが、
実はマムシの数倍の毒性があり、
首の後ろからも毒が出るので触れると炎症を起こすそうです。
毒牙が上顎の奥の方にしかないため、毒がないと思われていたみたいですね。
毒ヘビは子供も卵も毒を持つようです。
どうですかこの顔つき。
非常に攻撃的で、手を出しただけで鎌首飛ばして来ました。(笑)
登山道の横の斜面で周りの色と同化していたので、
気がつかなかったら危ないですね。
う〜〜ん、良い面構え・・・・。
ちょっとヤバイ写真出て来ちゃったんですが、
屋久島のキャンプで昼間とった獲物を料理している所です。
このイラブー(ウミヘビ)は私が獲ったのではなく、
若い蛇取り名人が獲って来たものです。
(私の獲物はタカノハダイ他とかですね)
すべて美味しく頂きました。
私が自分で蛇を獲って食べたのは、西表島のキャンプです。
ハブを夜中に獲りに行って
捌いて網で焼いてシークワーサーとお醤油ちょびっとつけたんですが、
あまりの美味しさに取り合いになるぐらい。(笑)
この頃はまだ、ヤシガニの大きいやつとかも獲って食べることが出来ました。
(すでに天然記念物)
めちゃくちゃ旨かったなあ
で、その後奄美大島を一周した時も、
ハブを獲るために加計呂麻島でキャンプして夜中に探しに行ったりしたんですが、
ものすごくたくさんいると聞いていたのに一匹も会わず、
仕方ないのでスネークセンターに見にいったら、
腕くらいの太さのハブの標本のお腹から、大人の猫が出て来ていたのを見て、
そのデカさ、毒性と性質のヤバさに戦きました・・・。
西表島のハブは自分から襲ってくる感じはなかったのですが、
奄美のハブは相手が食べられる大きさかどうかに関わらず、
木の上から襲ってくるらしいのです。
しかも一度噛まれると毎年肉が溶けてくるという・・。
だから奄美の子供達は、川とかでハブがいそうな場所を通る時、
じゃんけんをして一番負けた子が2番目を歩くのだそうです。
一人目でハブが気づき、二人目に木から飛び掛ってくるのだとか。
加計呂麻で会わなかったのは守られたんだなあと思いました。
蛇は余程の必要がなければもう獲って食べないと決めました。
古代から神とも悪魔の象徴ともされて来たヘビ。
様々な神秘のシンボルにされて来たのも、
はるかな昔から人類との関係があり、
私たちの中に被食者としての記憶が残っているのかも知れないですね。