おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

白布温泉お気に入りの宿。中屋別館不動閣と白布大滝

東北の山に行くとき泊まる宿で、大好きな旅館があります。

 

中屋別館不動閣

中屋別館不動閣

 

お不動さん

 

ここは西吾妻山の天元台ロープウエイのすぐ麓の白布(しらぶ)温泉

いつもお世話になっている古式ゆかしい宿。

 

鮎や岩魚がいる池

鮎や岩魚がいる池

 

 

お部屋の窓が全面ガラス張りです。

お部屋の窓が全面ガラス張りです。



緑豊かな景色と川の流れ。

緑豊かな景色と川の流れ。



緑豊かな景色と川の流れ。

 

大樽川せせらぎの音がずっと聞こえて、

気になる人もいるみたいですが、外にいるような気分になれて私は好きなんですよね。



素敵なお花が活けてありました。

素敵なお花が活けてありました。


温泉も内湯の長〜いオリンピック風呂露天風呂があり、

豊かな掛け流しで内湯は24時間入れます。

そしていろいろな宿に泊まった中で、

私は個人的にここのご飯がいちばん美味しいなと思いました。

質量ともにちょうどよくて、よくある派手さはなくてとても美味しいのです。

フロントの前の喫茶室で、頼むとご主人が美味しいコーヒーを淹れてくれます。

温泉のある建物は、ちょっとした懐かしい時代の迷宮のようです。

ここに飾られている、昭和生まれの人なら誰でも知ってるような、懐かしい絵描きさんたちの絵の描かれた色紙の数々に、思わず声を上げてしまいます。

 

 

宿から少し歩いた場所に、

 

直江兼続が鉄砲を作っていたという場所

直江兼続が鉄砲を作っていたという場所

 

ここで作られた火縄銃は、大坂冬の陣で使われたとか。

 

そしてすぐ先に、白布大滝に下る道が。

そしてすぐ先に、白布大滝に下る道が。



階段もついていますが、そこそこの急な山道です。

階段もついていますが、そこそこの急な山道です。

どんな滝なんだろう。

 

大岩のある山道


結構段差の大きい悪い道をしばらく下ると・・・、

 

白布大滝

見えた!



 

白布大滝

白布大滝

なかなかの迫力です。

この滝の上部で二つの川が一つに合流しています。

西吾妻山から流れる水です。

 

すぐ横には大きな洞窟がありました。

覗きたかったんですが、夕食の時間が迫っていたので撤収です。

 

戻って宿のご主人に伺うと、

送電線のなかったランプの時代に、

この洞窟に水力の発電機を置いていたそうです。

そしてこの大滝は岩魚もたくさんいて、

当時は子供達の良い遊び場だったと懐かしそうに

お話しされていました。

 

 

薬師如来堂への道



 

西吾妻山から流れる豊かな水

西吾妻山から流れる豊かな水

 

薬師如来堂

薬師如来堂


珍しい茅葺のお堂です。



白布温泉

 

なんだかとても趣があります。

お店にしたら良さそう。




白布温泉

 

入ってみたかったなあ



吾妻の白猿

吾妻の白猿


この辺りに青い目を持つ白い猿たちがいるそうです。

タヌキやカラスでも、白い体に青い目という姿の個体がいるようですが、

不思議ですね〜〜。

アルビノであれば赤い目になりますが、

人間の青い目を持つ人は、かつてたったひとりの突然変異の男性の遺伝子を

受け継いだ人たちなのだと聞いたことがあります。

メラニン色素が少なくなると、青い瞳として現れるようです。

 

ここには東屋・中屋・西屋という三つの温泉宿があり、

それぞれ特徴があって日帰り入浴もできますので、

ぜひお近くに行ったら寄ってみて下さいね。

 

 

www.fudokaku.com