11月28日の最終日、府中市美術館で開催されていた
「動物の絵」展を駆け込みで見てきました!
最終日とあって、なかなかの盛況です。
展示の絵は写真撮影ができないので、あまり載せられないんですが、
サブタイトル「日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」のとおりに
さまざまな動物たちの絵を見ることができました。
混んでいたのと、乱視が進んだようで暗い場所の展示作品がよく見えなかったので
気になった絵の場所だけでゆっくり見る方式にしたんですが、
まあ錚々たる顔ぶれの作品が揃っていました。
あっさっきのこれだ〜〜〜
イモリのこの姿、水中でよく見ますそのまんまだかわいい〜〜
周りに踊る水草や葉、文字のバランスが絶妙です〜〜〜
中でもやはり人気は、
これは一体どういう絵なの〜〜〜
虎らしいしっかりボディに濃淡の墨で見事な虎縞模様におっきな手。
なのに目が wwww
まるでマンガみたいなかわいい表情です。
尾形光琳って、あの有名な「紅白梅図」屏風を描いた人です。
めっちゃリラックスして楽しんで描いたんではないでしょうか。(笑)
そしてこれも大人気の人呼んで「ぴよぴよ鳳凰図」。
口を開けて舌を見せながらさえずっている様子が見て取れます。
これ現在の絵本に出てくるような愛らしさですよね。
これが鳳凰とは、自分の今までの思い込みを殴りたい。
この他のちの将軍家光さんはウサギやらフクロウやら描いていて、
どれも非常に「好きで描いてる」という感じが溢れています。
ちなみにあまりに可愛すぎて、
このぴよぴよ鳳凰のミュージアムグッズのトートバッグは売り切れていました。
たくさん気になる絵があったんですが、
ルドンの「ペガサスに乗るミューズ」と
ピカソが自分の息子と羊を描いた「子羊を連れたポール」という絵が
本物を見れてよかったというインパクトがありました。
たぶん図版とかでは、色とか立体感とかがぺたんとしてしまうんじゃないかな?と感じました。
ぜんぜん違うように見えるんじゃないかなぁ
原在明の「猫図」もとても良かったです。
知らなかったんですが、この展覧会は前期と後期でいくつかの展示が入れ替わったそうで、
これは見たかったなぁ・・・・
この絵も知りませんでした。
海と地上の最大の存在を、神々しささえ感じる絵で見事に描き出しています。
実物見たかった・・・。
先日、深大寺の鬼大師ご開帳に行けなかったのも、
返す返すも残念です。
混雑してるだろうなとか思って行きそびれてしまった。
展覧会の後に時間があったら寄ろうと思った京王線の百草園(もぐさえん)、
友人の助言で陽の明るいお昼前に先に行きました。
駅からすぐなんですが、入り口までにものすっごい急坂を登ります。
数十年ぶりに来たんですが、あまりの急さに笑いが出ました。
ロープウエイいるでしょここ。(笑)
梅が有名なのですが、シャクナゲに桜、寒咲アヤメ、藤に紫陽花、
ツツジ、ロウバイ、モミジと、一年中何らかのお花が楽しめるようです。
中には軽食もありました。
そして遊歩道を登っていくと、
稜線に展望台がありました。
良いお天気で、丹沢の山々やスカイツリーも見えています。
ここも周りはたくさんの住宅ですが、
百草園の中は別世界です。
久しぶりの府中での楽しい秋の1日でした。
絵は自由に描いていいんだなあ