一部の巷で話題になっていた本、
「私が見た未来」を10月ぐらいに手に入れて、読んでみました。
確か twitter にこの著者ご本人が現れて、
再出版の話の流れになっていたのが、実は本人を騙るなりすましだったと言うオチだったんですが、😆
その後なぜかAmazonで出版の予約ができるようになっていて、
見たら再出版ではなく、たつき諒さんご本人が加筆、注釈をつけた完全版とのことなので、
千円ちょっとだし早速予約してみました。
内心は、
「実はこういう訳で、出版できませんでしたww」
ってなるの8割ぐらい予想してたんですが、
Amazonだったら返金してくれるだろうと踏んで。(笑)
だからちゃんと届いた時はびっくりしました。
まずネットで話題になっていたのは、
「東日本大震災を予言した漫画家がいる」
「そのほかにも予言を当てている」
と言うことだったんですが、それがこのカラーの表紙ですね。
確かに右から3枚目の紙に
「大災害は2011年3月」
と書いてあります。
この漫画が出版されたのは震災の12年前の1999年で、
たつき諒さんはこの作品を最後にひっそりと漫画家を引退されたのだそうです。
そして震災後に話題となり、オークションではこの絶版になった漫画が
10万円超で取引されるほどだったのだとか。
この作品自体は25ページの読み切りで、
書いていた夢日記が予知夢だったというお話で、
Queen のボーカル、フレディ・マーキュリーの死と、
大津波の夢などが最後に描かれていました。
(解説によれば、これは東日本大震災のものではないとの事)
これだけだと「そういうこともあるよね」ってそのまま忘れてしまいそうな感じなんですが、
この後のたつき諒さんの「夢日記解説」からが本番です。
10万円で単行本を手に入れた方は、絶対こっちの本も読んでください。
「夢日記解説」は、現存する実際の夢日記2冊の写真から始まって、
なぜ夢日記を書き始めたのか、
そして「大災害は2011年3月」と書いた理由がありました。
それはこの「私が見た未来」の単行本の締め切りの日に夢で見て、
とても重要な日付だと思って付け加えたのだそうです。
これ単行本の表紙だったんですね。
当時はほとんど話題にもならなかったそうです。
私はこの本を手に取って初めて表紙を見たときに、
手のひらをわざと見せつけるように描いてあるような気がして、
手相をいやにリアルに描いてるなあ、と思って自分の手相と見比べたりしました。
この表紙に書かれた6つの予知夢は、
- 富士山大噴火
- 回忌
- 荒れてヒビの入った大地
- 大災害は2011年3月
- Dianna 1992年8月31日
- 7月15日「私の葬儀は白っぽい服だと良い」
とあり、
4.大災害と5.Dianna が2021年現在までに起こった出来事のようです。
このうち震災は12年後、ダイアナ元妃の事故はなんと1997年8月31日、
5年後の、夢を見たのと同じ日でした。
ただこの夢を見た時は、ダイアナ妃と関係あるのかも分からず、彼女が亡くなるイメージもまったく無かったのだそうです。
これらの予知夢をどのように見て、
どのように思ったのかなど、その日記のページとともに解説されています。
1.富士山大噴火に関しては、数回夢を見ているそうですが、
ご本人によれば、
「皆さんがイメージするような大噴火はない」
「噴火=世界恐慌やパンデミックなどでパニックになる」
と解説されています。
どちらにしても大ごとですね (汗)
そしていちばんの問題は、
3.荒れてヒビの入った大地なのですが、
この夢は1995年1月2日に見て、赤い大地に2カ所、大きなヒビが入っていて、
天上の女性に「連れていって」と言うと、
「まだ、今はだめよ。5年後ね、5年経ったら迎えに来るわ」
というもので、とても気になっていろいろ調べたそうなんですが、
今では「自分の役割が終わる日」
「2025年に備えて警鐘を鳴らす役割が終わる日」
と思っておられるそうです。
(5年後の2001年1月には何もなかったようです、よかったですね)
6.7月15日「私の葬儀は白っぽい服だとよい」は、
遺言に「皆、白っぽい服を着てきてくれるかな」と書いておいたら、
みんなが白っぽい服で来てくれた、という夢だったそうで、
その後「5月25日私が死ぬ」という夢も見ているそうです。
町内会館に置かれた自分の棺の周りに人が集まっている絵が描かれていました。
その他小さな頃の不思議体験や(結構重要)、
どうやって漫画家になってどうして漫画家を辞めたのか、
その後はどうしていたのかなども書かれていて興味深いです。
漫画家のキャリアの最後の1998年に、インドでサイババに会ったそうなんですが、
1995年2月12日に「サイババという人に会った夢」を見て、
翌年も続けて見たのがきっかけだったそうです。
そこでサイババにインタビュールームに呼ばれ、
前世イギリスで親子だった記憶が現れて、父親だった彼の名前と生年月日と職業、
生きた年代、クウェートに転勤になって移住した後、
自分がマラリアにかかって死んで彼が悲しんだことなどが見えたとか。
サイババに関しては色々な話がありますが、
まさかここで出てくるとは・・・。(汗)
そしていよいよ本題です。
冒頭の「私が見た未来」の最後に描かれた大津波は、
2011年3月11日の東日本大震災のことではないとありましたが、
これが起こるのは
2025年7月5日午前
(夢を見た日が現実化する日ならば)
10代の頃から津波の夢をたびたび見ていたそうなんですが、
今年2021年7月5日AM4:18 に、インドに行っているときに見たこれから起こる大災害と同じ夢を、
日付つきではっきり見たそうです。
写真載せられませんが、
南海トラフの南側のフィリピン海が、
下からボコンと盛り上がり、巨大な津波となって周辺の国々に広がっていく。
日本列島の太平洋側3分の1から4分の1が大津波に飲み込まれている。
津波の高さは311の3倍ほどの巨大な波。
本を見ながら震源地と思われる場所のポイント落としてみたんですが、
日本・台湾・インドネシアのモロタイ島・北マリアナ諸島を結ぶ菱形の中心とあるので、
もう少し東かもしれません。
このポイントであれば、現在大きな地震が続いて起きている悪石島の真南に当たります。
何にしろこれが起こるとすれば、フィリピン海プレートが震源地となるようですね。
調べてみるとこのプレートは少し他のプレートと違って、
進行方向の向きが突然変わったみたいですね。
このサイトのプレート境界図がまさに菱形に見えます。
う〜〜ん興味深い。
台湾や琉球諸島・トカラ列島はじめ、フィリピン諸島が距離が近いので心配です。
どこも心配なんですけども。😰
その後に続く夢日記のページには、
「高齢者や障害者などの地震で動くのが困難な人は、国や県、自治体などで
車やバスで安全な場所にひなんできるようにくんれんしておく」
「車椅子用の車やバス」
「学校では食料と水、水が大事。」
「家に戻ってからの食料や水も国や自治体で用意して」
「薄手のタオル、着替え、荷物は少なく→水はすぐ引くから」
「数日で家に帰れるけど、汚くなっててすぐ生活できないから」
「日本だけじゃない、太平洋側、予想をはるかに越える、壊滅的波が」
「大津波が太平洋側を襲う」
「南海トラフどころではない」
「準備と訓練を怠らずにすぐ避難できるように!」
「協力しあって! 準備しておけば困らずすむから」
「フィリピン沖海底爆発」
「町も人も皆、今より綺麗になる(公園や自然を増やして)」
「津波のことと津波のあとのことを考えて行動してください(すると良い)」
など、急いで鉛筆で書きなぐったようにありました。
夢を見た直後の速記です。
南海トラフ地震の想定をはるかに超える壊滅的な大津波が
日本の太平洋側を襲う映像が見えました。
ですが、事前に準備しておいたことで多くの命が助かり、
速やかに復興に向かって人々が生き生きと暮らしている、
明るい未来像も同時に見えたのです。
今回この完全版の出版をしたことについて、
漫画に描いた津波の夢が2011年の地震だったとすれば、
その時は残念ながら間に合いませんでした。
間に合わなかったというのは、
たくさんの人々の意識にそれが届かなかったということです。
けれども今回は、私の漫画や言葉を、多くの人が注目してくれています。
今度の大災難は、ちゃんと日付も見えているし、
その日に向けて人々の意識が変わって行けば、
逃げる より正確に言えば対策を立てること ができると思うのです。
大切なのは、準備すること。
災難の後の生き方を考えて、今から準備・行動しておくことの重要さを
改めて認識してほしいのです。
その後に来る世界をたつきさんは
みんなで協力し合い、活き活きと暮らしている、
ものすごく輝かしい未来が見えていると言います。
「安心」こそが幸せだと思える社会
心の時代の到来、つまり心と魂の進化が起こるからです。
本当の奇跡とは、心が変わることです。
大切なのは、自分自身が生きのびることです。
この本の残り半分は、
たつきさんのさまざまなジャンルの99本の作品のうちの
ミステリーやオカルトを題材にした数本が載っていました。
あとがきで、表紙のイラストに手を入れて描き直した部分があることが分かりました。
描き直す前の表紙も55ページにカラーで掲載されているのですが、
さまざまな問題(個人的なものか、この震災に関するものかは言及なし)が
解決に向かっているのが分かったため、女性(ご本人ですね)の涙を消して、
手相も開運線が出たために描き直したそうです。
なるほど〜〜〜、ちょっとホッとしました〜〜。
ご本人は、2020年に話題になっていたことも、
今年なりすましがあった事も知らなかったそうです。
でもそのお陰で「完全版」が出たと思えば、
これも運命ってものですね。
この本を最初に読んだときは、
漫画も含めて情報が多すぎて、正直
「え・・・、ちょっと待ってまって・・・」
ってなっていたんですが、
たつきさんの文章に、曖昧なことが微塵もないこと、
つまり自分のこの予知夢に今までの経験から揺るぎないものがあること、
ただひたすらにメッセージ(警告)を多くの人に届けたい、
「準備してください、津波のあとの世界を迎えられるように。」
ということなんだなと理解しました。
私個人はもういつどこで何が起きてもおかしくないフェーズに入っていると
何年か前から思っているので、
ひとつの重要なポイントとしてこの本で知ったことを
脳に刻み込んでいこうと思います。
いや実際最近の見えないはずの存在とのコミュニケーションやら、
異様にそれらの不思議な事の数が増えていると感じることに比べたら、
まったく一笑に付すことなんて出来ないなぁと思っています。
相当端折って(でも精一杯)書きましたので、
ぜひ本を実際に一読することをお勧めします。
先日東京駅の本屋さんでも店頭に平積みされていたのでビックリしました。
私が気づかない詳細があったら、教えていただけると幸いです。
追伸
最近アンビリーバボーで特集されたんですね、
知りませんでした。