先週久しぶりに会った姉が
「クマだか牛だかに追いかけられて坂道を駆け降りて逃げて
転んでしまった目の前に、Y神社の鳥居⛩があった」
という夢を見たそうで、
「あの神社に助けられた」と言っていました。
その神社は実家のすぐ近くにあって、子供の頃から秘密基地ごっこで毎日のように遊び、
七五三やお祭り、縁日にお神輿など、いろいろな思い出のある縁の深い神社なんですが、
実は昔亡くなった祖父さんが熱心なこの神社の氏子で、
そこの石碑の頭の方に名が刻まれている事や、
うちの両親が結婚式をここで挙げたことなど話したら、姉は知らなくて驚いていました。
ちなみに私は子供の頃ここの籤引きで2等の銀の小判を当てたこともあります。
その場で母親にあげたんですけど。(笑)
その神社は、矢先稲荷神社。
ときの将軍家光が、京都の三十三間堂を模して作った堂の守り神とされたそうです。
通し矢を行なっていたからか、天井には流鏑馬の騎馬武者の絵が描いてあります。
子供の頃はそんな事全く知りませんでしたけど、
お神輿に御霊を移す儀式の時に明かりが全て消されるんですが、
その真っ暗闇を
「いま神様が空間を渡ってお神輿に入ろうとしているんだ!」
と、ドキドキしながら見つめていたのを印象深く覚えています。
頭に浮かんだのは火の玉みたいな尾を引いた魂みたいなもの。
今まで何回かブログ記事にしていたような気がするんですが、
削除してしまったのか見当たらないのですが、
ここに住んでいた時に不思議なことが結構ありました。
私にとっては因縁の土地という感じで、
なぜかドロドロした感じがあって子供の頃から好きな場所では決してなかったんですが、
不思議なことにこの神社にはとても懐かしさを感じています。
姉の夢のことがあって、久しぶりに書いてみようかなという気になったので、
ちょっと長いので何回かに分けて記事にしてみようと思います。
また気分で消してしまうかもですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。