おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

ふしぎな生き物。夏のお薦め予防グッズ

この生き物、いったいなんだろう・・・?

 

ある夏の日、海が見たい(あわよくば泳ぎたい)と

東京からいちばん近そうないなげの浜(東京湾)で散歩していると、

 

 

謎の生物!!!

謎の生物!!!

 

一体なんなのコレは・・・?

クラゲみたいだけど体の一部?

周りには他の部分は何にもないし、これで単体の生き物!?

キレイで珍しい模様だなあ・・・。

 

ご存知の方は教えてください。

後にも先にもこの一度しか見たことがないのです。

 

 

虹色に輝くゴカイ!!!

虹色に輝くゴカイ!!!

 

わーーーーキレイ!!!

ゴカイの仲間だと思いつつ、調べて見たら

「ウミケムシ」!?!

 

あのけばけばした足のトゲには毒があったそうで、

刺されるとブツブツの赤い発疹が出て相当痛痒いらしいです。

触らなくてよかった・・・・。

 



おおっ!ガザミ(ワタリガニ)だ〜〜〜

おおっ!ガザミ(ワタリガニ)だ〜〜〜



獲物だああああ

と思ったら死んでいました・・・

それで色が抜けてキレイだったのか。

本当はもっとグリーングレーみたいな地味な色ですもんね・・。

 

 

 

生き物の美しさによく見とれてしまうんですけど、

昔何回か九州にクライミングに行っていたとき、

本州では見たことのない太さの上に、

ブルーの玉虫色にキラキラ光る巨大ミミズを見つけてびっくらこいたんですが、

シーボルトミミズと言って、日本最大種のひとつで長さは40cmにも達するものがいるそうです。

もうほんとに美しくって、見たことのないミミズだったので感動でした。

 

生態は通常のミミズとはかなり違って、

まったく見られなくなってしまう時期があったり、

私はやられませんでしたが、粘液を飛ばす能力もあるらしい。

なぜ四国と九州に生息するのか、なぜあんな光沢の体色を持っているのか、

なぜ他のミミズと生態が違うのか、とても不思議です。

 

シーボルトミミズ

雌雄同体の卵生で寿命は3年。

地域の中の一つのルートで長距離の季節移動をするパターンを持っている。

1年目が卵、翌年2年目の夏に孵化し、冬に谷底で越冬。3年目に卵を産んで死ぬ。

いっせいに生まれていっせいに死ぬので、まったく見られない時期がある。

日本ではカンタロウなどと呼ばれている。

 

本当にキレイなんですが、

嫌いな人もいると思うので、見たい方は検索をば。

 

日本の中でも場所が違うと知らない生き物がたくさんいて、

出会えた時の驚きと喜びは何にも代えがたい体験ですね。

 

夏はたくさんの生き物と出会うチャンスでもあります。

特に海などキレイなブルーのカツオノエボシヒョウモンダコなど、

見た目美しくて思わず手を出したくなる生き物がいますが、

安全だとわかっているもの以外は触らないように。

 

特にカツオノエボシは最近打ち上がってるのを見ることもあり、

キレイな青い風船のように見えるので、子供などが近づかないように注意が必要です。

死んでいても刺胞を発射したり、乾燥したものでも猛毒で危険です。

刺されたら真水でなく、海水で洗って冷やす、すぐに医療機関へ直行です。

昔はよく酢が効くと言って、持って行ったりしましたが、

実はそれが効くのはハブクラゲだけで、あとは浸透圧によって返って毒針を

引き込んでしまうそうです。

 

海ではラッシュガードなどを着たり、

ポイズンリムーバーなど、簡単なファーストエイドがあるといいですね。

私はポイズンリムーバーとヒスタミンクリームをセットにしています。

 

 

 

 

あと刺されないためにはクラゲよけ入りの日焼け止めがオススメです。

イソギンチャクやクラゲの毒針細胞の発射を抑制する研究をしていた

愛媛県立長浜高校の水族館研究班「チームニモ」の高校生たちが発見した

カクレクマノミ【ニモ】がイソギンチャクに刺されない方法を応用し、

共同開発された画期的な日焼け止めだと思います。

 

 

 

そろそろ真夏がやって来ます。

たくさん自然の中で楽しく遊びたいですね!