何年もお会いしていない友人から、
とても嬉しいお手紙と筆が届きました。
最初に出会ったのは、鞍馬山のナイトウォークをやったとき。
その後もいろいろな場所を案内させていただいたり、
京都に下見に行った時は、泊めていただいたり。
どの時も本当に楽しい時間でした。
モンゴルに行って馬に乗りましょう!とお誘いしたものの、
なんだかんだ自分の手術やコロナなどもあり、なかなか動きが取れずにいます。
ここ数年の心模様などがご本人らしい言葉で綴られており、
あれこれ自分のこの数年と合わせて、
思いを巡らせることが出来ました。
おお・・・・。
奈良筆と言われる書のための筆で、イタチの毛を使ってあるそうです。
早速水に浸して筆おろしをしてみます。
この日は和紙に書く感じにならなかったので、
昨日届いた Amazon の梱包材に入っていたダンボールで、
試し書きしてみる事にしました。
梱包に入っているボール紙とか、サイズとか質感とかが結構好きで、
気に入った物は絵を描くために捨てずによくとってあるんですよね。
まず最初は心に浮かぶ漢字をあれこれ書いてみて、
その後裏側にコンテと墨とこの筆で絵を書いてみました。
筆はしっかりした硬さがあって、
なんとなく先端が丸みを帯びているような感じがしました。
コンテの上から手を早く動かすようにして、
何回か時間を置いて見ながら仕上げていきます。
去年から数十年ぶりに絵を描き出して一年経ちますが、
最初から仕上がりがイメージ出来ていて描き始める場合と、
どうなるか試しながら描いていて、仕上げて行く場合があるんですが、
後者はどこで止めるかの判断が、
割と絵の全てを決してしまうような気がします。
もちろん全て消してやり直すとか、上から塗り直すとか、
洗い流してまた描くということも出来て、試してみたりもしてるんですが、
やっぱり最初の絵がいちばん良かったり、
止めるところが非常に重要だなあと思っています。
それと自分がいいと思う絵と、人がいいと思う絵が違ったりして面白い。
当たり前なんですけどね。
さっそくハガキにしてつれづれのお便りを出そうと思います。
心の奥のことを伝えることができる人がいるのは、
宝物みたいなことだと思っています。