中秋の名月をはさんで、
浅間山を縦走して来ました。
とても良い天気に恵まれて、
黒斑山に登るところから富士山・八ヶ岳・南から中央アルプスや北アルプス、
妙高山まで見えて、素晴らしい1日になりました。
9時間半ぐらいかかりましたけど。(笑)
出発して2時間ぐらいでトーミの頭という岩場に出て、
そこから黒斑山・蛇骨岳・仙人岳と、
浅間山の外輪山を縦走していきます。
仙人岳を越えると、Jバンドと呼ばれる岩とガレの下りになります。
逆コースを登ってくる人もいて、落石や滑落には要注意です。
毎年滑落して亡くなる人もいます。
下りきると外輪山と浅間山本峰との岩のゴロゴロした鞍部の
賽の河原と呼ばれる場所に出ます。
このカルデラが実は最初の噴火口であったようです。
なんて書いていたらなんと昨日、
浅間山の火山性地震が増加したとのニュースが。
警戒レベルは1(火口から500m以内は立ち入り禁止)のままのようですが、
2になったら前掛山まで登ることは出来ません。
山頂から有毒ガスが出ているため、
風向きによっては、タオルなどで鼻口を覆う必要があります。
気象庁からは「活動度が特に高い」として、
ランクAの活火山に指定されています。
賽の河原からザレを登って内側の外輪山に登り、
シェルターを通り過ぎると、前掛山が見えて来ます。
これが本当の火口ですが、
現在は行くことが出来ません。
下りはラクラクで、景色はちょっとアメリカの針葉樹林帯を思わせます。
気持ちの良い眺めです。
山中唯一のトイレ(200円)があり、水も汲めてありがたい。
下はシェルターになっています。
火山館から天狗温泉までのルートは、修験道や信仰のルートでもあり、
赤い沢の流れや滝のある、気持ちの良い樹林帯です。
これが外輪山かと思うと、
浅間山の噴火の凄まじさに驚かされます・・・。
ブレブレでしたね、すみません・・・(汗)
この浅間山の大噴火は、
ちょっと現在の私たちには想像も出来ないほどすごいもので、
昔知って非常に驚いた不思議なお話があるので、
次回はそれについてブログに書きたいと思います。
お楽しみに。
書きました〜〜!