おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

2023年最初の一粒万倍日と天赦日。

今日は今年の最強幸運日のひとつだそうで、

天赦日と一粒万倍日が重なる日なのだそうです。

 

ということで、時間を見つけて行ってきました。

 

太刀大黒天神

太刀大黒天神

 

 

久しぶりにやってきた真間山弘法寺。

久しぶりにやってきた真間山弘法寺。




赤門から猫様のお出迎えを受けました。

赤門から猫様のお出迎えを受けました。

 

ついて行くと、立ち去られる・・・・(笑)



今日は目的地にまっしぐらです。



太刀大黒天神

 

 

太刀がつく大黒様は、非常に珍しくないですか・・・?

 

 

太刀大黒天神

 

 

ここは日蓮聖人が比叡山で修行のおり、

右手に太刀、左手に小槌を持った大黒天を感受し、

その像を彫って55歳まで大切にされていて、

その後受け継いだ日頂上人から弘法寺の寺宝となった天神さま。

(大黒天像は、日蓮の真刻と伝わっています。)

 

貧困を断ち切り、

富と幸福を呼ぶという

珍しくアグレッシブな大黒様です。

 

ますます広がりそうな世の中の貧困の連鎖が断ち切られるように、

平和の訪れに力を注げるように、

じっくり時間をかけてお参りをしてきました。

 

 

私は怒っています。

ずっと怒ったままです。

性分だと思います。

 



里見龍神社

里見龍神社

ものすごくお久しぶりです。

 

 

クスノキのご神木

クスノキのご神木

 

門のように立つクスノキの神木。

 

このお寺は、天平3年に行基間の手児奈(ままのてこな)の霊を供養するために

求法寺を建立したのが始まりとされています。

真間の手古奈と呼ばれる美女を巡って争いが起こったことを厭うて、

入水したとされるこの地の伝承。

 

平安時代に空海が伽藍を構えて弘法寺と改称。

鎌倉時代に住持の了性法印が問答の末富木常忍に敗れ、日蓮宗に改宗。

常忍の子日頂が初代の貫主となる。

(このご縁で太刀大黒天神がここに来たんですね)

 

 

その後、徳川家康より30石を与えられたり、

水戸光圀が来訪して茶室に号を贈ったり、

戊辰戦争では東北に敗走する幕府軍が逗留し、

土方歳三の名前も残っているようです。



真間山弘法寺

 


帰ろうと山門をくぐると

 

石段と猫

 


お迎えの猫様が・・・、

 

 

石段と猫様

「帰るのかや?」

 

石段と猫様

また来ますよ、元気でいてくださいね?

 

石段と猫様

スリスリ

 

石段と猫様

「そうかや」



涙石

涙石もご健在です。

 

いつもこの石だけが濡れているということなんですけど、

明らかにこの石だけ角が丸くて、

違う石材のように見えますね。



涙石

 

調べてみたら、切腹にまつわる伝承があるみたいですね。



弘法寺の空

弘法寺の空



この寺は小高い崖の上にあるんですが、

大昔はこのすぐ下まで海が迫っていたんだろうなあと

いつも昔の周辺の姿を思い浮かべています。

 

 

 

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