おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

日出づる処。大洗磯前神社

神磯の鳥居に上がる日の出

神磯の鳥居に上がる日の出


まだ初詣に行っていないご友人夫妻をお誘いして、

茨城県の大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)に行ってきました。

 

 

夜中の2時3時に出発して、6時ぐらいに到着。

まだ真っ暗です。

 

いつも二重に写ってしまう月。

いつも二重に写ってしまう月。

 

 

だんだんと水平線の向こうが、明るくなって来ました。

だんだんと水平線の向こうが、明るくなって来ました。



 

神磯の鳥居

 

風が強いわけではないのに、神磯の鳥居の周辺の岩場には、

ドドーンと激しく波が打ち付けています。

 



夜明けのコーヒータイム。

夜明けのコーヒータイム。



美味しいコーヒーとチョコレートケーキ。

美味しいコーヒーとチョコレートケーキ。

 

おふたりがご用意してくれました。

最高の組み合わせ。

 



太陽が世界を明るく照らし始めました。

太陽が世界を明るく照らし始めました。



太陽が世界を明るく照らし始めました。



夜明け

なんて美しい・・・



雲がキレイなピンク色に。

雲がキレイなピンク色に。



雲がキレイなピンク色に。



神磯の鳥居と月。

神磯の鳥居と月。



どんどん変化していく色と光。

どんどん変化していく色と光。



ついに、日出づる瞬間。

ついに、日出づる瞬間。



ついに、日出ずる瞬間。

 

荒ぶる波と、日の出の瞬間。



ついに、日出ずる瞬間。





左の岩に二柱の神が降り立ったのだそう。

左の岩に二柱の神が降り立ったのだそう。



ドドーーーーン

ドドーーーーン



なんと贅沢な時間・・・

なんと贅沢な時間・・・

 

雨の予報がちょうど日の出から午後3時までは晴れる予報になって、

見れないかもと思っていたご来光や、風もほとんど無く、

気温も今週では最も高い10度超えになって、

日の出を見ながら贅沢なコーヒータイムを過ごす事が出来ました。

 

 

元旦や三ヶ日は、やはり人出が非常に多いのだそうです。



おだやかな青空と半月。

おだやかな青空と半月。



大洗磯前神社の二の鳥居

大洗磯前神社の二の鳥居



珍しい陶器の狛犬。

珍しい陶器の狛犬。



巨大なウサギの絵馬。

巨大なウサギの絵馬。

 

医薬と治療の知識をもたらしたという、大己貴命と少彦名命が御祭神のため、

今年の干支でもある、

因幡の白兎を助けたご縁があるようです。

 



非常に珍しい波のような本殿の茅葺き屋根。

非常に珍しい波のような本殿の茅葺き屋根。



鹿島神宮とよく似た禊池。

鹿島神宮とよく似た禊池。

 

もう少し北に行けば、こちらと兄弟社と言われる

酒列磯崎神社(さかつらいそさきじんじゃ)があったのですが、

お腹が空きすぎて、海鮮丼のことしか頭に無くなって忘れていました。

金運に良い神社なのだそうです。

 

 

それにしても、

スクナヒコナノミコトは、謎の神です。

海の向こうからガガイモの葉の船に乗り、

ミソサザイの羽で出来た着物を着てやって来て、

オオクニヌシとともに日本の国造りをした後、東の海に去り、

また再びこのこの地に戻って神懸かりをしたと。

 

それほど小さな神なのに、医薬・酒造り・航海・温泉、

様々な事象の守り神とされています。

 



釜谷沖水質自動監視所

帰り道、水の上の神社が目に入りました。



非常に不思議な光景です。

とても幻想的です、一体どうやってあそこに渡るのでしょうか?

 

 

実はこれは、釜谷沖水質自動監視所と言って、

この北浦(霞ヶ浦)の水を水道や、農業・工業に使用するための自動監視所となっているのです。

1994年6月に設置され、

東国三社(鹿島神社・香取神社・息栖神社)を

イメージして作られているのだそうです。

フォトジェニック。

 

 

新年も2週間が過ぎようとしていますが、

まるで新しい年を迎えたばかりのような、

そんな気持ちになれる場所でした。

私のように人出が多いのが苦手な皆さんも、

こんなゆったりした過ごし方も良いのではないでしょうか。