ごくたまに何かの拍子にふと思い出すシーンがあります。
昔まだ中央線のJR国立駅北口前に、
植木屋さんの提供していた大木のある大きな駐輪場のあった時代。
(今はコメダ珈琲になってますね)
ある昼間に、駅に向かって歩道をいつものように歩いていたら、
後ろから突然自転車がドン!とぶつかって来て
ビックリしていると追い抜きざまにオバさんが、
「キサマが悪いんだからな!!!」
と叫ぶように吐き捨てて行きました。
いきなり自転車で前触れもなしにワザとぶつかって来たこと(しかも歩道)、
運転者が女性だったこと、
キサマという聞き慣れない言葉に、
この人戦時中の日本軍の亡霊に取り憑かれてるんじゃ・・
と、これらの事が一瞬のうちに頭を駆け巡って笑ってしまったんですが、
どういう返しがいいかなと思ってとりあえず
走り去って行く後姿に向かって
「キチガイーーーー」
と言ったら、
「バカーーーー!!!」
とか叫び返してきて、声出して笑ってしまいました。
今思うと走って捕まえて、
通り道にある交番まで連れて行けばよかったな・・・
なんてたまに思い出すんですけど、
あのおばさん、もうかなりの高齢だろうけど、
今でも元気で生きてるのかなぁ
他にも同じく国立に住んでいた時に鍵をかけてた自転車を盗まれて、
この駅前駐輪場に置いてあるに違いないと2〜3週間ほど通るたびに捜していたんですが、
ある日この交番の目の前のコンビニに停めてあるのを発見して、
大喜びで交番に駆け込んで、カクカクシカジカで
「絶対にこの盗んだ自転車を駅まで毎日使っていやがるので、
捕まえてください!」
と警察官に言ったら
盗難届を出していないと捕まえられないと言われて😨
その場で登録者確認してくれて鍵を壊して返してくれたけど、
今思えばその場で被害届を出して、
交番で盗人が戻ってくるのを待ち構えてたらよかった・・・
なんてふとした拍子に思い出したりしています。
まあどちらの人も今は生きているのかも分からないですが、
またそれも流れて消え去るんですよね。
それとも、袖振りあうも他生の縁で、
またどこかで生まれ変わって会ったりするんでしょうか?
それは嫌だなあ