今たまたま「クローズアップ現代」で、非常にインパクトのある特集を見ました。
今世界で流行している異色の戦争ゲームが、
「ニュース映像より戦争の実態がリアルに伝わる」
のだとか。
ひとつはウクライナの市民の日常を描いたという
【Ukraine War Stories】
去年2月24日から始まる戦禍の日々が刻々と描かれ、
プレイヤーはその現実を追体験できるという。
「やった後は思いのはせ方が全然違う。親戚を見てるような気持ちになる」
そんなものがあったんですね・・・!
これはすごい。やってみたい。
— ねこしっぽな@mountainguide (@amoamoi2012) 2023年2月15日
なぜ、“戦わない戦争ゲーム”が700万本 売れる? - クローズアップ現代 - NHK https://t.co/QCw01zL1gw
そして今世界から注目を集める【This War of Mine】
単なる戦争ゲームではなく、
自分が無力な一般市民として戦争の中におかれるという実体験型のゲームだそうなのです。
食べ物がなく、飢えて老人2人暮らしの家にたどり着いてしまった時、
彼らの食料を奪って仲間のもとに届けるのか?
飢えや病、絶望が突きつけられます。
自分の選択が問われ、自問自答を繰り返しながら、
最後には自分のやったことに向き合うことになるというものらしい。
いったい自分は戦争という状況のなかで、
本当はどういう人間なのか、
それが非常に恐ろしいです・・・。
製作したのは当時たった12人のポーランドのゲーム会社。
「自分たちだから作れるゲーム」を模索し、
「バトルなしの異色の戦争ゲームを作る」ということに辿り着いたと。
そしてそれは、
戦争のリアリティを伝えるゲーム。
私はゲーム一切やったことがないのですが、
これは初めてやってみたいと思いました。
最後にロシアで少人数のゲーム会社をやっていたというクリエイターの
ディマ・シェンさんの言葉が非常に心を打ちました。
日本でのコンビニが舞台のゲームを製作しているそうなのですが、
昨年戦争が始まってから会社を閉じ、
日本にやってきてからも、戦争から心が離れない。
日本のコンビニは淡々と店員さんが仕事をしていて、
非常にホッとする場所。
出会った人はお互いの行動でその後の人生が変わって行く。
当たり前は当たり前ではなく、
この一瞬一瞬が2度とない唯一のもの。
暴力がない今この瞬間が、
すごく大切だと感じられるようなゲームが重要になってきていると思います。
この状況だからこそ、自分に作れるゲームがある。
ロシア人として日本にいることの様々な気持ちが伺えて、
私たちに平和の意味を強く伝えようとしているように感じました。
世界は確実に変わろうとしている。
悪い方にしか見えないけれど、それに反発しようとする力が
確実にある。
ひとりひとりが自分に出来る事をやろうとしている。
【This War of Mine】
これはiPhoneかiPad内のAPP Storeでアプリを手に入れて使うもののようですね。
【Ukraine War Stories】
昨年公開されて、話題になっていたんですね。
知らなかった。
日本人のプレイヤーがいちばん多いのだとか。
こちらは無料配信のようです。