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進撃の巨人ファイナルシーズン完結編前編。

「進撃の巨人」The Final Season キービジュアル

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会


2023年3月3日深夜12時25分(4日午前0時25分)に、

ついに放映されました〜〜!!!

 

もうこの表記なんとかならんですかね・・・、

いつも混乱して割と見逃してしまうんですよね・・・。

 

おかげで今回もスタートしてしばらくの大事な場面を見逃してしまいました!

(アマプラで見直したのはいうまでもありません。)

 

ここから進撃のすべての謎が解かれていくラストスパートの前後編2回になると思うのですが、

今回は巨人の地鳴らしによって、跡形もなくすべての生命が踏み潰されいく凄まじい光景に、アニメでこんなものをみるとは夢にも思わなかった・・・

というのが本心です。

震えました・・・

 

 

今回映像で見て初めて、原作で読んだ時には

「なんでハンジがここで死ななきゃならないの・・!!?」

と思っていたシーンが必要不可欠であったことが、

ようやく初めて理解できました・・・。

 

ハンジは優れたリーダーであり、兵士であり、

人類の良心のようなメンタルを持った人でした・・・・。

声優の朴さんの演技は本当にぴったりでした。

 

 

巨人に踏み潰されていく人々と大地の上で、

はるか雲の上でエレンが自分が求めていた自由を得た空を飛ぶようなシーンの対比は、

「進撃の巨人」のすべてが詰まったシーンでした。

この世界を滅亡させてしまうほどの地鳴らしを正確に把握して、

壁の中でのエルディア人の滅亡を図った壁の王。

同じくエルディア人の安楽死を願ったジーク。

ここまでの誰にも止められない惨劇を見たら、

彼らの考えが理解できないとはとても言えない。

 

それに屈することができなかったエレン。

他の全ての命を消滅させ、

本当はまっさらな自由を自分の仲間達に与えたかったのでしょうか・・・。

 

 

本当の最終回は次の秋の回になるようですが、

この回はいつもより尺が長く作られていて、(1時間も!)

集中が途切れず非常に充足感が高く、本当に良かったです。

CMが入らないのも最高にありがたい。

 

進撃の巨人は本当に残酷なシーンが多くて、

よくぞアニメ化され、世界中にその感動が広がっていったな・・と

改めて思うのですが、

巨人を介して起こる戦争そのものが、今までの人類の戦争の歴史そのもので、

今や昨年のウクライナへのロシアの侵攻後に現在も起こっている非道さが、

戦争の恐ろしさ、悲惨さという言葉で表すことができないほどの苦しみと欺瞞、

全世界がそれによって無傷ではいられないのだということを、

身に迫って考えさせられています。

 

 

進撃のタイトルも、ファイナルシーズンとか最終回とか、

何回も出てきてすごく混乱しますよね・・・。

アマプラのタイトルだと今回は、

「ファイナルシーズン6・エピソード2」ですね。

 

 

 

下は1年前の放映中にロシア侵攻が始まったときのブログで、

本当の最終回への心配を綴った記事です。

 

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原作をより解りやすく映像化するMAPPAさんの技術は、本当にすごいと思います。

音楽も声優さんも、どれ一つ違ってもこの世界は作れなかったのではないかと思われます。

 

 

 

作者の諫山創先生は、

またしばらく休んだら新たな作品を描かれるのかと思っていましたが、

どうやらそれは無いような感じです・・・。

進撃を制作したデスクが、フランスのオークションに出品され、

売り上げは国境なき医師団に寄付されるということです。

 

諫山創:「進撃の巨人」“生み出された机”が仏オークションに 「大変思い入れの深い机」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 

まるで「進撃の巨人」を世に出すために、

漫画家になったような方なんですね・・・。

 

 

本当の最終回、ファイナルシーズン完結編後編、

正座してお待ちしたいと思います。

 

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