もうホントにぜんぜん読めないんですけど。
名古屋在住のカナダ人、レイモンド・ララビィさんが作った
「日本人だけが読めないフォント」、
エレクトロハーモニー。
暗号かよ・・・
これ文字とかの日本人の認識機能を利用してるんだろうと思うのですが。
見事に普段見慣れた文字の形を利用されていて、
ものすごく悔しい。
読めないと正直イラっとします。
ストレス溜まる。(笑)
離れてぼんやり輪郭だけか、
近眼の人がメガネを外すと読めるとらしいのですが。
アルファベットだと脳が認識出来なくて、
見慣れたカタカナとして読もうとしてしまうからなんでしょうね。
こちらから無料でダウンロードできます。
こういう目と脳の認識機能って、
本当に興味深い。
何かを夜中に見間違うとか、
天井の模様とかあらゆる3つの形や点を顔として認識する
シミュラクラ現象とかですね。
Tracker のトレーニングで、
夜間に相手にストーキング(忍び寄り)しながら近づいたり、
自分の姿を隠して隠れてやり過ごしたりするんですが、
その時に「人間の輪郭を消す」ということが重要になってきます。
私たちの認識の中に、
動物たちや生き物の形というものがしっかりと入っていて、
たぶん「見慣れた輪郭や形」というものを瞬時に判断しているのだと思います。
真っ暗闇でも、生き物の輪郭が見えた瞬間に
全身が警戒態勢に入るんですよね。
逆に輪郭を消して、その辺に転がっている丸太や物と同じ形の影になると
動物でも気づかなかったりする。
カモフラージュってやつですね。
生き物がどうやって他の生き物を認識しているのかが解って、
非常に興味深いのですが、
その認知機能とかを逆手に取る、人為的に認識されない状態を作り出すというのが、
メチャクチャ効果的なんですよね。
なのでこのフォントを作られたということは、
自分の弱点を見つけられてしまったような気がして、
非常に悔しいいいいい
って思っちゃいました。(笑)
上のフォントで書かれた文字が読めた方は、
ぜひコメントをくださいませ!
読めるコツを教えて欲しいいいです。