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松ぼっくりの盆栽。【植物の世界】

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一昨日の大雨から一転、快晴になったので

ずっと作りたくて準備していた松ぼっくりの盆栽

作ってみました!

 

 

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春先に歩き回って集めていた松ぼっくりの数々。

松ぼっくりって形も色も美しくて、

なにか作りたくなってワクワクしませんか?

 

 


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今回はちゃんと底網を針金で固定。


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そしていちばん大きな松ぼっくりを選んで、

やはり針金で好みの位置と角度に固定します。

それから松ぼっくりの開いた傘の間に、

ケト土と小石を詰めていきます。

松ぼっくりは濡れると閉じてしまうためです。

このやり方が正しいかはわかりません。笑

 

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こんな感じ?


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鉢に排水性の良さそうな富士砂を入れ、

あとは勘でブレンドしつつ様子をみながら

土を足していきます。

 

2ヶ月以上まえに、カッチカチの土から発芽していた幼い松を見つけて連れ帰り、

ほかのポットに入れて落ち着かせていたのを、

いよいよ移植します。

 


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ずっと良さそうな松の実生を探していたのですが、

この子を見つけたとき、あまりに乾燥してコンクリのような固い土から生えていたのに驚きました。

いずれ人に踏まれてしまうか、

折られてしまうだろう場所にあり、

となりには黒松と思われる木が生えていて、

たくさん松ぼっくりを落としていたので、

この木の子供だろうと思いました。

実際はもうちょっと大きくなるまでわからないですが。笑

 

ケト土と苔は相性が良さそうですが、

松の根には通気性がなく良くなさそうな気がするので、

あとから松ぼっくりの横に幼松は植替えました。

 

 

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鉢底から吸水させて、完成です!

 



遠景は落ちているオス猫。

遠景は落ちているオス猫。

松ぼっくりの盆栽というより、

苔玉の盆栽みたいになってしまったけど、

初めてなのでよし!

 

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こんな小さくてひょろひょろの幼い松が、

ちゃんと育つのかドキドキです。

かなり乾燥して固い土から出ていたので、

水や陽当たりを観察しながら、

いちばん快適に過ごせるように気をつけてあげたいと思います。

 

 

ちなみにイチョウのオスメスはとても元気に成長していて、

今はこんなに大きな葉っぱをつけています。

植物の力はすごい。

 

 

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苔もあおあおと育っています。

 

ところでイチョウの雄雌の見分けは難しいと言われているみたいなのですが、

種子からオスメスを分けて、プランターに印をつけて育てて来たので、

どこかで間違いがなければ上がオス、下がメスのはずなんですが、

 

よく言われている葉っぱの切れ込みの深さはここまで来るとあまり差がなく、

しかしなんとなく形が違うなぁとよくよく観察してみると、

オスの葉っぱは肩が張っていて、

メスの葉っぱは撫で肩みたいに見えます。

 

 

私の確認が間違っていなければ、メスのイチョウの葉っぱ。

私の確認が間違っていなければ、メスのイチョウの葉っぱ。

 

肩を張って腕を広げたようなオスのイチョウの葉っぱ。

肩を張って腕を広げたようなオスのイチョウの葉っぱ。



 

先日、たまたま非常に衝撃を受けた番組がありました。

 

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植物が会話をする、危険を知らせあうということは

少し前から言われていたのですが、

激しい競争の世界と思われていた植物の世界が

実はまったく違うものであった可能性が出てきたというのです。

 

お互い助け合うというよりは、溢れ出て漏れ出るように助け合っている、

森林のなかの日陰で光合成ができない幼木に、

ほかの木々たちが溢れるように栄養を渡している。

だからこそ森が絶えることなく増えていける。

 

これが植物界の姿だとしたら、

クラウンシャイネスも、弱肉強食と思われていた自然界の不思議でもなんでもない自然の姿と言えるのではないかと思いました。

そもそも自然界での弱肉強食ということの人間の認識が、

ただの一面だったのかもしれません。

 

 

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