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【鬼滅の刃】柱稽古編。地上波最終回

【鬼滅の刃】柱稽古編 最終回

【鬼滅の刃】柱稽古編 最終回

 

衝撃の、お館さま爆死。

家族とともに。

 

柱稽古編の今までのほのぼのさを、完膚なきまで吹き飛ばした

あまりにショッキングなすごい最終回でした・・・

 

 

私は原作持っていて、(4年前の入院中のお見舞いに甥っ子にねだった)

最後までのストーリーを知っていますが、

アニメ派で原作未読の方は、

絶対に最後まで読まないことをオススメします。

あと何年かかるかわからないですけれども。

(どうやら最後は劇場版3部作になるとのこと・・!)

 

 

実はあまりに遊郭編から時間が経ち過ぎたのと、

玉壺とか半天狗が好きでなくて、

【刀鍛冶の里編】は、あまり期待して見ていなかったんですが、

それに続いて【柱稽古編】が始まったときは

「鬼滅も、ついに終わりの始まりか・・・」

と嬉しいような悲しいような気持ちに。

 

お館さまと無惨の会話のシーンも素晴らしく作り込まれていて、

深く考えさせられるものでしたね。

 

無惨が目指す「永遠で絶対の究極の生命体」

それに対して「永遠とは人の思いが繋がれていくことだ」という産屋敷耀哉

 

「私は何百人、何千人殺そうとも許されている

 この千年、神も仏も見たことがない。」

 

この無惨のセリフ、

一瞬思考停止してしまいました。

 

現実で起こる悲惨な事件で、「神も仏もない」と思うことが

日常生活で実際に多々目にするニュースであり、

世界には「神も仏も一度も見たことがない」人がほとんどであり、

その見方で言うと、一族から無惨のような鬼を輩出してしまったことで呪われ、病と短命の宿命を背負った産屋敷一族は

「そんなことにはなんの因果関係もない。」

彼らの存在、

そして生きる意味の全否定ということになってしまうからです。

 

神や仏なんて見たことがない、という無惨が

自分は「許されている」と言う矛盾。

それに対して産屋敷耀哉は、初めから神や仏の意は範疇に入れていない。

つまりまったく神頼みなどしていない。

死を怖れるものと、

自ら死に向かうもの。

非常にふたりを表している対照的なセリフです。

 

 

見えない輪廻転生因果応報という

誰もが見たことはないが心の奥底で感じている摂理のようなものを無惨は全否定し、それはこの現実世界の多くの人の思考の一部でもあるからです。

 

それに対して産屋敷耀哉は、

「永遠とは人の思いで、

 君はこの千年間、一度も許されていない。」

と答えます。

 

 

ここから始まる無限城の決戦の場での無惨のセリフに、

同じように一瞬頭が真っ白になって思考停止してしまうシーンがあります。

 

「私に殺されたのは自然災害にあったのと同じ

 生き残ったのだからそれで充分だろう。

 死んだ人間が生き返ることはない、

 日銭を稼いで元のように静かに暮らせ。

 ほとんどの人間はそうしているのに、

 なぜお前たちはそうしない?

 お前たち鬼殺隊は異常者の集まりだからだ

 もう疲れた。

 いい加減終わりにしたいのは私の方だ。」

 

 

何言ってるのこの人・・・・?

現実で事件が起きたとき、被害者が加害者に直接復讐するということは、

昔の日本では禁止されながらも武士の鑑とされていた時代がありましたが、

この現実では理性で激しい葛藤や苦しみを抱えながらもそうしないことを選ぶ人がほとんどです。

この無惨のように徹底的に自分本位な思考をすれば、

加害者なのに被害者のように振る舞うという、

サイコパスな言動の

根底を覗き見ることが出来ます。

 

 

自分にもまったく理解できない思考というものに、

日常生活で遭遇するとき、

自分のほうがおかしいのではないか?

なぜ自分は理解できないのだろう?

と一瞬思考が停止してしまうことがあります。

それは自分の情緒に足りないところがあったり、

経験がないためにその思考に思いが及ばないのだろうか?と。

 

吾峠呼世晴先生、

最凶最悪なサイコパス無惨のキャラクター設定すごいです・・・。

揺さぶられます。

 

 

海外の反応などもいくつか見たのですが、

興味深かったのが日本では広くことわざとして知られている

【虎の尾を踏み、竜の逆鱗に触れている】

というシーンに、皆さん強く反応していたことでした。

 

「君はね、無惨。

 何度も何度も虎の尾を踏み、

 龍の逆鱗に触れている。

 本来ならば一生眠っているはずの、

 虎や龍を君は起こした」

 

「Time and time again....

 You've stepped on tiger's tail....

 and incurred the wrath of the dragon....

 

 Nomally...

 They would've remained asleep for all time...

 but you've awakened...

 that tiger and dragon.」

 

「龍の逆鱗に触れる」とは、

「ドラゴンの怒りを買った」と翻訳されているようですね。確かに。

 

 

どのシーンも素晴らしく、本当に美しかった。

深い設定の原作に忠実に、

そしてより良く作られていて、伝説級の名作で間違い無いですね・・・!

 

 

ここから先は劇場でのお楽しみになりますが、

今回のすべてのシーンの素晴らしさからは、

無限城での戦いから朝日が登るまでの数時間を三部作で制作されるとの

ことなので、期待しかありません。

たぶん来年、大泣き必至なので、

ティッシュと手拭い持参で映画館に向かいたいと思います。

 

 

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