一昨日の9月28日、
ねこしっぽな展、無事に終了いたしました〜!
遠方からわざわざ見に来てくださった方、
お祝いや連絡をくださった方、
グッズをいろいろ買ってくださった方、
感想を残してくださった皆さま、
そして会場のはやしみずさんと、
至らぬところを数多く助けてくださった友人に、
感謝感謝!!!です。
皆さま、本当にありがとうございました。
はやしみずさんのご都合で、
予定が少し短くなって3週間の会期だったのですが、
かえってよかったような気がします。
あと1週間は、体力がもたなかったと思います。
完全燃焼しました〜_(:3 」∠)_ズサー
友人の言ってくれた感想が、とても印象に残っていて
「好きなものを好きなように描いていて、らしいな」
みたいな感じだったと思うのですが、
「好きなものを好きなように描かないとかってあるの?」
と不思議に思って聞いてみると、
「売り絵とか」
ああそうか。
高校生時代に漫画家やイラストレーターに憧れたことがありましたが、
漫画は描いてみたらストーリーが書けない、
商業イラストも注文されたらまったく描けないどころか自分の中で混乱を起こしてしまう。
自分がいいと思うものと、他人がいいと思うものは違う、
ということが時間をかけてよくわかって来ました。
絵をやめるつもりはまったくなかったけれど、
長い時間描きたくなくなってしまったのは、
自分の絵とは何なのかとか、
食べていくには有名にならなくてはいけないのかとか、
銀座で大昔初めて個展をやった時には、
半分オブジェのような現代美術的なものを
展示したのですが気負い過ぎていたり、
やってきた美大生が自分の絵を見せて自慢を始めたり、
ギャラリーをハシゴしているようなお爺さんに
訳のわからない話を延々と聞かされたり、
まったく得るものがなくて、絵を描くということと、
それに付随する様々なことに辟易してしまったような気がします。
いったい何のために描いてるんだろう?って。
今回は本当に、
好きなものを好きなように描き、
大切な友人たちが見に来てくれたり、知らない方々に見ていただいて
感想をいただけたり、本当に楽しかったです。
やってよかった。
これですよこれ!
2度と描けない形と線ですよ。
色つけさせてもらっちゃおうかな。
「このカフェやとなりの神社の祠や
公園とかの場所といい、
らしくて似合う組み合わせで、
なんだかおかしかった」
と先述の友人が言ってくれて、
これまたとても嬉しかったです。
私らしい、私がもっとも好きな私の絵を見てもらって
自分も見ながら美味しいお茶とスイーツを頂いて
たくさんの人とお話しできた、
最高に素晴らしい3週間でした。
完全燃焼できました。
本当にありがとうございました。
久しぶりの新しいTシャツは、
最高の着心地です。