何年か前にYouTubeで見たことのあったこのアニメ、
現在期間限定公開中になりました。
2021年10月からTV放映されていたようで、
とにかく昔懐かしの日本の洋食が、これでもか!というくらい
美味しそうに出てきます。
原作は犬塚惇平さんという方で、
「小説家になろう」という小説投稿サイトで2013年から連載されたものなのだとか。
一度見始めたら絶対続けて見たくなってしまう
作画もキャラクターの食べる表情もとても素敵な良作品です。
そしてさまざまな人種の人たちがこの食堂では
美味しい食事を通して共に平和な時間を過ごすという設定に、
そういえば美味しいものを食べて嫌な顔する人なんていないよなあ・・・
なんて、つくづく思ってしまいました。
20代の初めの頃、インドに3ヶ月ぐらい滞在したことがあったんですが、
そこで訪れたアシュラム(修行場)で、
門の外に他教徒が集団で鎌などを持って抗議に来て興奮状態なのを、
歌と花とお菓子などを渡してそのまま帰っていったというのを
少し思い出したりしました。
美味しいものや、知らない人に食事を振る舞うなどの行為は、
まさに世界を平和に繋ぎ止めることだと思うのですが、
そこまででなくとも、ペイフォワードをやっている飲食店や
ちょっとした親切や思いやりが、
人種や国関係なく、人やあるいは動物の琴線をも震わせるということを考えると、
日常のこのちょっとした親切や思いやりが
自分の周りに平和を増やす方法なんだなあと。
まあ実際はなかなか感情に感情で返してしまうことが多いですが・・・(汗)
子ども時代に毎週日曜の晩だけは、
近所の洋食屋さんで定食を頼むのが定番の嬉しい時間だったのですが、
私のお気に入りは毎回必ず「エビフライの2本ついたハンバーグとライス」で、
すごくそれを思い出して食べにいきたくなってしまいました。
このアニメに出てくる馴染みの深いメニューを全部、久しぶりに食べたくなりました。
洋食って言葉、今では死語に近くなっているのかもと思いますが、
昭和世代にはあの味が一気に蘇る魔法の言葉でありますね!