
実写版「ヒックとドラゴン」見て来ました!
いやピクサーらしい映画と思ったら違っていて、
ドリームワークスの制作だったんですね、
なかなか良かったです!
突然見たくなった理由は、


こ、これは・・・、


まるで我が家の暴れん坊将軍、
ゴウランにクリソツ・・!!!?

可愛いすぎないですか!?!!


我が家の黒猫は、拾った頃には
茶色っぽい黄金色の瞳だったんですが、
成長するにつれてどんどんキレイなグリーンと
明るいイエローの瞳になってきて、
この黒いドラゴン(ナイトフューリーという種)の
トゥースレス(歯を隠せることからついた名前)が、
めっちゃわが家の黒猫と似ている!気がして、(親バカ・・)
上映が終わる前になんとか見たかったのです。
とにかく可愛くて、
西洋のドラゴンのある意味理想型というか、
イモリのような、猫のような、犬のような、コウモリのような、
人間と仲良くなって馬のように乗せてもらえるという
人間の夢を実現した映画でした。
ドラゴンを退治し続けて来たバイキングの一族が、
ドラゴンライダーとして共生を果たすための
大きな変化の引き金となる少年ヒック。
観察眼に優れ、発明に秀でているけれども、ちょっぴり弱気で、
勇猛なバイキングのなかでは落ちこぼれとされていたヒックが、
自分の罠で傷ついて飛べなくなったトゥースレスの
尾翼を作って飛べるようにし、
信頼関係を築いていくまでが本当にほっこりです。
すごいなと思ったのが、
ヒックがトゥースレスのために魚を獲ってきて与えるのですが、
一度食べた魚の頭の部分をトゥースレスが吐き戻し、 (吐くところまでウチのにそっくり!)
ヒックに分け前をくれたのを理解してそれを食べてみせる(チェンソーマン以来のショッキングシーン)
場面で、
ヒックの優しさに打たれました・・・。
ゴウランの吐き戻し食べるとか、
わし絶対に無理・・・。😨
ドラゴンを描いたリアルさは、やはりゲームオブスローンズがずば抜けていますが、
この実写化もとても素晴らしかったです。
とにかく可愛い。
トゥースレス以外のドラゴンは、
ほぼ爬虫類とか恐竜みたいな感じで、
ナイトフューリーだけが哺乳類の特徴を強く持っている感じでした。
爬虫類の気持ちって本当に計り知れないですけど、
近年の研究で、恐竜にも羽毛や毛が生えていたり、
哺乳瓶と爬虫類や両生類の間も、
実は結構あいまいな種がたくさん存在していたかも知れませんね。
そして最後は大団円なんですが、
ヒックはトゥースレスと同じに体の一部を失います。
ヒックのパパ(バイキングのリーダー)の方が、
体の何ヶ所か無くしていてもおかしくないような気がしますが・・・。
(信じられないほど頑丈)
ヒックとトゥースレスの友情が、
バイキングにドラゴンスレイヤーからドラゴンライダーへの変化と共生をもたらすという、
本当は野生はそう簡単にペットにならんし、
してはいかんなどという野暮を言ってはいけない映画でした。
ヒック役の役者さんの身体能力もすごい。
地面に叩きつけられるシーンとか何回もあって、
すごい勢いで首から落ちたの見てヒヤッとしました。
一瞬半身不随になるのでは・・!って思ったほど。
トゥースレスは夢のドラゴンですね。
日本の龍には恐れ多くて、乗るとか乗れるとかいう発想が湧かない。
自然神霊というイメージですもんね。
劇中でヒックが作った動くトゥースレスの模型、
欲しくなりました(笑)
そのうち作ってみようかな。
本当はトゥースレスの可愛さだけを目当てに行った映画だったんですが、
この後のストーリーもなかなか良さそうで、
監督は3部まで作ると言っているので、
たぶん続きを見にいくような気がします。
2200円とかだとやめとこうかな・・・ってなっちゃうと思うんですが、
映画鑑賞は、歳をとって(安くなる!)良いことのひとつですね。
生きててよかったです。
たったひとつ残念なことは、最近かなり見えづらくなってきて、
それも「今のうちに映画館で見たいものは見ておかなくちゃ!」
と思った要因ではあります。
わが母親は皿に乗った料理さえ見えなくて、
箸で捉えることが出来なくなってしまったので、それを見ているので
出来る時になるべく出来る事を、と思っています。