五十嵐大介さんの絵に惹かれて読んでみた小説、【給食アンサンブル2】。
アーモンドフィッシュ・ハヤシライス・ミートボール・
クリームシチュー・鯨の竜田揚げ・牛乳、
という懐かしい給食のメニューそれぞれのタイトルに、
6人の中学2年生のそれぞれの気持ちとストーリーが絡まり合う、
読み出したら惹き込まれて、それぞれの章の区切りで一休みしながら
一気に最後まで読み通してしまいました。
私自身は小中高と、同級生と関わりが薄い年月を過ごしてきてしまったので、
なおさら彼らの心の動きと関係が、
何だかとっても「いいなあ」と思いながら読んでいて、
読み終わった後の後味がとてもよかった。
現役学生時代にもこういう感じのティーン向けのお話は全く読んだことがなくて、
「児童文学」と銘打たれていたのですが、
出版社の光村図書の児童文学総合誌「飛ぶ教室」に掲載されて好評だった本が単行本になっているシリーズなのだそうです。
この前の本、【給食アンサンブル】も
読んでみたいなぁと思います。