7月中旬に半月板を切ってから、なんと4ヶ月。
ようやく松葉杖を手放せそうな感じになってきて、
4ヶ月ぶりに友人とお散歩に出てみました。
自分の人生で4ヶ月もろくに外を歩けなかったのは初めてです。
なんと11月も半ばというのに、先日は半袖でも汗をかくような暖かさ。
こんな経験今までにない気がします・・・。
前から行ってみたい森があって、
その近くなんですけど、なんとよく見ると色とりどりの花盛り。
枇杷の花もヒイラギの花の香りも、
初めて嗅いでみたんですけど、とても深くていい匂いでした。
驚きです。
なかなかこれらの花を見ることってない気がします。
これで本当に冬なのかあ
神社をそぞろ歩いていたら、
小蛇の抜け殻を見つけました。
いつも行く神社に、こんな小さな蛇が住んでいるとは知りませんでした。
いつか会えるといいな。
蔦がようやく秋から冬への準備をしているようでした。
今年は最も稼ぎ時のよい季節の時期を、
病院と家の中で過ごす事になり、
ちょっと色々今までで一番きつい時期でしたが、
この後今までとは違う形で復活できるかどうか、
自分でもあまり確信はないのですが、
生きなくちゃと思っています。
このお散歩の時、
目的地の森を江戸時代から維持してきた今まで見たことがないぐらいの
大きくて立派な古い農家さんで、柿とキウイを買ったんですが
感動して出ていらしたお家の方と少しお話をしたら、
相続税が高すぎて2代で土地を売り払わなければならなくなった方がいるそうで、
日本の相続税は大体3代で財産が消滅すると言われていますが、
本当にひどいシステムだと思います。
広い農地を持ってそのための作業小屋や高価な農機具、
様々な維持費と天候による不作や豊作での価格暴落、
1年中朝から晩までの仕事時間など、
農家を維持するのは大変なことだと思うのですが、
その農家が相続税を払うために土地を売却せざるを得なくなり、
農家を廃業させて結局は土地を住宅地にしたり駐車場にしたりとかして、
日本の将来にとってどういう事になるんでしょうかね?
今の内閣にとっては、多分どうでもいい事なんだろうと思いますが。
第一次産業と言われる生きるのに必須な物事やインフラ、
それに関わる人たちを
あまりに軽視しすぎている気がします。