おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

黒部峡谷、秘境のまったり温泉旅。

11月になってしまいました〜〜!!

紅葉の季節が全国で爆進しておりますねこんにちは。

10月に入っていろいろ多忙になり、

なかなか記事を書くことが出来なったのですがまだまだ紅葉と温泉が

楽しめる季節です。

 

黒部峡谷トロッコ電車

黒部峡谷トロッコ電車

 

富山県の黒部峡谷鉄道のトロッコ電車

見た目も非常に可愛くて、室井滋さんが元気にいろいろ解説してくれて、

他では見られない景色を堪能しながら黒部の秘境に到達できる、

一度は乗ってみたい電車です。

 


いつもより1週間ほど早かったのもあり、

今回は10月の第4週でも紅葉がほとんど見れなかったのですが、

いつもは10月下旬から11月中旬まで見事な紅葉が広がります。

 

黒部川

黒部川



トロッコからの眺め

 

ちょっと撮れてなかったんですが、

ここには対岸に渡る猿のための専用吊り橋なんかも

かかっているんですよ。ヤサシイセカイ



釣鐘駅からの眺め



釣鐘駅からの眺め



終点、欅平駅の奥鐘橋

終点、欅平駅の奥鐘橋

 

黒部川は、ちょうどこの大きな橋の下で二つに別れ、

ひとつは祖母谷や祖父谷に向かう流れ、

もうひとつは阿曽原温泉や十字峡、黒部ダムに続く本流へ。

 



祖母谷・祖父谷に続く流れ

祖母谷・祖父谷に続く流れ

 

とても綺麗なブルーで、いつも同じ場所で写真を撮ってしまいます。

白馬岳唐松岳へと続く道です。

来た場所を振り返る。

来た場所を振り返る。

どこもかしこも急峻なV字谷です。

いつもよくこんなところを開発したなあ・・・と当時の人々の凄さに

ため息が出ます。


トンネルを3つほど潜り、小一時間ほど歩くと・・・

 

祖母谷温泉

祖母谷温泉

祖母谷温泉が見えました!

 

祖母谷(ばばだに)温泉とは、変わった名前ですよね。

昔ここを治めていた藩の黒部奥山廻りという仕事をしていた武士で、

たいそうハンサムな方がいたそうで、この人の奥さんがなかなか嫉妬深い人だったそうです。

ある日ついに信州に逃げようとしたこの武士は、ちょうどこの場所で二股になっている

この橋の手前の川を遡り、

あとを追った奥方は迷った末に橋の向こうの川を遡って行きました。

二人とも亡くなってしまったそうなんですが、

手前の唐松岳に続く川を祖父谷(じじだに)

奥方が向かった白馬岳に続く川を祖母谷(ばばだに)と呼ぶようになったそうです。

 

どちらにしてもなかなか大変な道です・・・



祖母谷温泉の源泉、祖母谷地獄。

祖母谷温泉の源泉、祖母谷地獄。



高熱の源泉。

高熱の源泉。

 

ここから名剣温泉猿飛温泉にお湯を引いています。

現在重機で浴槽のように見えるお湯だまりがいくつか掘られていますが、

ものすごい高温の源泉なので、絶対に入ったりしないように。

調整のために掘られたもので、湯舟ではありません

この夏若者が両足を突っ込んで大ヤケドをしたとの事でした。

 

ここの温泉は内風呂も外風呂も、

24時間入ることが出来ますので、宿泊すればゆったり入ることが出来ます。

 



満月の露天風呂

満月の露天風呂

 

ほわ〜〜、いい湯でござる。

ほわ〜〜、いい湯でござる。

 

月夜の川の音を聞きながら。

月夜の川の音を聞きながら。

 

 

男性用露天風呂

男性用露天風呂



女性用露天風呂

女性用露天風呂



女性用露天風呂

女性用露天風呂

露天風呂は男女別れているので安心して入れますね。

(許可をいただいて撮影・掲載しております)



祖母谷温泉

 

このルートの最奥にある温泉です。

一度は訪れてみて欲しいですね。



いくつもの滝のかかる垂直の大岩壁

いくつもの滝のかかる垂直の大岩壁

 

欅平まで戻って、水平歩道に続くパノラマ展望台に行ってみました。

展望台といっても急な足場の悪い登り道を40〜50分登るので、

トレッキングシューズは必要です

丸太の梯子のような階段や金属の階段もあります。



展望台から見る毛勝山。

展望台から見る毛勝山。



天狗の頭と不帰嶮

天狗の頭と不帰嶮

 

奥鐘山と鹿島槍

奥鐘山と鹿島槍

 

不帰嶮と唐松岳

不帰嶮と唐松岳

天気に恵まれて、さいっこうの展望です!!

いや〜〜、登って来てよかった〜〜〜!

 

 

指が入っとる・・・。

指が入っとる・・・。

 

下に戻って猿飛峡に向かいましたが、

前回の大水で途中の通路が崩壊し、手前で通行止になっていました。

残念。



猿飛峡手前



 

欅平駅のレストランでお勧めはブラックラーメン。

ブラックチャーシュー麺もあります。美味しいです。

 

ブラックラーメン

ブラックラーメン

 

ふたたびトロッコに乗り、今度は黒薙温泉に向かいます。

よい天気。

よい天気。



信号機?でしょうか、とっても可愛い。

信号機?でしょうか、とっても可愛い。

 

さて今回は大好きな黒薙温泉に向かいます。

黒薙駅

黒薙駅

 

ここは駅から温泉まで、たったの20分なんですが

ちょっと信じられないような場所にあって、

プチインディージョーンズばりの面白い道を通ったその奥にある秘境です。



雨が降ると滝になる崖

雨が降ると滝になる崖



沢までものすごい高さです。

沢までものすごい高さです。



トロッコが通っているのはあの水道橋の向こう。

トロッコが通っているのはあの水道橋の向こう。

 

まさかこんな隠れた場所にこんなすごい温泉があるなんて。



歴史ある黒薙温泉の建物

歴史ある黒薙温泉の建物

とうちゃこ!!



ものすごく綺麗な黒薙川

ものすごく綺麗な黒薙川

綺麗なんですが、温泉の源泉がいたるところにあり、

入ることは禁止されています。



黒薙川

 

素晴らしい温泉に関してはこちらのサイトからご覧ください!

 

www.kuronagi.jp


今まで入った温泉の中で現在のところいちばん好きな温泉です。

この黒薙温泉が、宇奈月温泉の源泉となっています。

ものすごく豊富な湯量ですね。

泉質も透明で非常に心地よいです。



雨が止んで雲になっていく瞬間

雨が止んで雲になっていく瞬間



宇奈月に向かって

宇奈月に向かって

 

チャンスがあれば、一度はぜひ訪れて見てくださいね。

 

www.kurotetu.co.jp