おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

恥ずかしかったこと。

三毛猫みーたん

 

 

かな〜〜り昔の事で、ちょっと記憶があやふやになってきていて、

確か特急あずさのトイレだったと思うんですが。

 

新型車両だったのかそのトイレは見たことがないタイプで、

3枚の引き戸状になっていて、

自動で2枚のドアがスライドして、間口が大きく開くというものでした。

 

「へえ〜〜、キレイでお洒落なトイレだなあ」

 

と座って用を足していた時、

突然ドアが開き始めて、見ると小さな男の子を抱えた小学生くらいの男子が

びっくりした顔でこちらを見ていました。

 

どうやら私がカギをかけ忘れたようです。

 

「あ〜〜〜・・・」

と手を伸ばそうとしても、

座った場所からカギのあるスイッチの場所までは届かない。

数秒間のなんとも言えない時間が流れました。

 

するとそのお兄ちゃんらしき小学生の男の子が、

弟を抱えて固まったまま、スイッチを押してくれて

スライドドアがスススス・・・と閉まりました。

 

いやもうホント、

本当にごめん。

申し訳ない。

 

 

実は自分の記憶ではあまり恥ずかしいという感じではなくて、

あの時のお互いの唖然ボーゼンを思い出すと、

思わず吹き出してしまうんですが、

あの男の子にショックを与えたかと思うと、もう本当にごめんなさい。

今はたぶん大人になっているだろうと思いますが、

時々思い出しては、

嫌な思い出として残っていないことを願うばかりです・・・・。