おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

真夜中の救急車。

山用ファーストエイドセット。

山用ファーストエイドセット。

 

 

先週の金曜日、

夕食が終わって2階の部屋でひと息ついていると、

階下からゴトンという音がして、その後

母親が必死に私の名前を叫ぶ声が聞こえました。

 

ただ事でないその響きに慌てて下に降りてみると、

ソファで顔をしかめた母親の右の額がバックリ硬膜(頭蓋骨)まで見える状態で裂けていて、

何もかも血まみれで「痛い、痛い」と激痛に耐えて小さく叫んでいました。

思わず声の出る光景でした。

 

夕食後、いつも緑茶を飲む母親のためにヤカンを火にかけて、

「すぐに沸くから気をつけてね」

と言って2階に上がったのですが、どうやら居眠りしてしまったらしく、

目が覚めて慌てて火を消そうとしたら足が痺れていてそのまま顔から転倒して、

テーブルの角にぶつけたらしいのです。

 

台所や流し、居間の床やソファ、母親の服も血まみれで、

とにかく傷を手で触らないように清潔な手拭いで抑えてもらって、

すぐに119に電話しました。

 

幸いな事に数分で救急車がきてくれて、

母親の保険証おくすり手帳携帯、自分の財布と新しいマスクやらを

サコッシュに詰め込んで、松葉杖1本持って救急車に乗り込みました。

 

受け入れてくれた病院は医師も看護師さんも非常に親切で、

検査と7針縫合のあと、CTの検査結果も含め、丁寧な説明と対応をしてくれました。

明日また来るのも大変だし、頭の中には今の所出血はないけれども、

何かあると大変だからと1泊の入院の手続きを取ってくれました。

 

着替えやタオル・ティッシュや歯磨きなどのセットも用意してくれて、

血まみれの服を着替えさせてあげられたので助かりました。

個室だったのでテレビカードも買って、好きなだけ見られるよと

夜中もトイレの付き添いもしてくれるというので、家に帰るより本当に安心でした。

 

 

夜中の0時頃に帰宅して、一休みしてから夕食の片付けと掃除を始めて、

床の血だまりはタオルでざっと拭き取ってから救急車に乗ったんですが、

何回拭いても血の色と鉄錆の匂いが強烈で、

あちこちに飛び散っていました。

目に当たらなくて本当によかったです。

 

夕食後散歩に出ていた猫たちもそれぞれ帰ってきて、

雰囲気がいつもと違うのと、母親がいない事に気づいているはずなんですが、

特に探し回ったりはしていなかったのが何ともです・・・。

(猫どもめ・・)

 

 

ようやく寝たのが3時半ぐらいだったんですが、

4時には明るくなってほとんど寝れないまま血だらけの服やソファカバーなど、

何回か洗濯して、猫どもの世話をしてから母親の着替えや帽子、

杖や靴なども用意して迎えに行きました。

 

病院に着くとさすがにちょっと憔悴していて、

ベッドの上で看護師さんが髪にこびりついた血を洗ってくれていたようで、

本当に助かりました。

持って行った服や靴に母親的には文句があったようですが、

何とか翌日無事に帰宅することが出来ました。

 

私の入院の前だったのもあり、母親は

「呪われているのかしら・・・」

とか独りごちていたんですが、

もしそうだとしたら心当たりがありすぎて特定も出来ません。

 

 

大量出血は何回か見ていたんですが、

さすがに自分の母親の頭蓋骨が見えるほどの裂傷には、

叫び声が出ました。

他は肘の打撲だけだったのが、不幸中の幸いです。

 

 

同居を始めた時から、危ないから部屋の中のものを片付けようと言って

その度激しいバトルを繰り返してきたのですが、

ようやく少しその気になってくれたようです。

前途多難ですが。

 

救急隊の皆さま、病院で対応してくださった医師や看護師の皆さま、

そして心配してくださった友人の皆さま、

本当にありがとうございました。感謝です。