1月7日の第2回目の新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けてはやひと月。
一昨年の12月に、中国の武漢市から世界を揺るがす新型コロナウイルスのニュースが
駆け巡って一年が過ぎました。
中国では徹底した検査と対処を行い、すでに沈静化しているようですが
ここ日本では連日の感染者が年末年始で1日2000人を超え始めたという現状。
私が住んでいるような都心から少し離れたところでは、
繁華な街にでも行かない限り、
人とほとんどすれ違わずに長い散歩も出来るような環境ですが、
人と対するお仕事している人や、街中に住んでいる人はそうも行きません。
震災やコロナのような感染力の強いウイルスの蔓延は、
実は地球の歴史の中では定期的にやって来ることで、
ウイルスに対する抗体やなんらかの遺伝子を獲得することで、
いま現在の私たちの体は進化して来たと言えると思います。
十年前の震災で、生き方や考え方、生活を変えた人もたくさんいらっしゃいますね。
人の考えや生き方が変わると、サービスや技術も当然それに合わせて変えられていきます。
この記事、とても興味深く読みました。
ホテル生活、合う人合わない人、
定住期・移動期、物に対する考え方とかいろいろあると思うんですけど、
一度こういう生活に踏み切るのもすごくいいと思うんですよね。
賃貸ってまず礼金敷金とか訳のわからないお金がかかって、
一度入居すると電気ガス水道とかの手続きの手間と料金、
あっという間に澱のように荷物や、本当は要らないものが溜まって行く。
そんなことをまた改めて見直したりするのにも
良いチャンスかも知れません。
またこのコロナの時代に合わせて、
ホテルや観光業・宿泊業も生き残りをかけて必死です。
なんて書いていたら、あの帝国ホテルも始めたようです。
本日から予約開始とのこと。
金額はさすがの帝国ホテルですね。
ホテルで暮らしていたといえば、思い出すのがかの淀川長治さん。
『さよなら、さよなら、さよなら👋』で有名で、「シュワちゃん」と
シュワルツネッガーの愛称を広めた、メガネをかけた映画評論家の方ですね。
病院から退院して一時的に逗留した全日空ホテルに、
最後の11年間暮らしていたそうです。
当時はその暮らし方に、かなりなインパクトを受けました。
結構な先を生きていた人だったんですね。
私個人は、あまりホテル自体は好きな方ではないんですが、
いろいろな場所で仕事しながら移動できたら、
眺める景色も自分の意識もすごく変わって来ると思います。
もちろん定住には安心感や環境への慣れ、
生活習慣の作りやすさ、
近隣のお馴染みさんや仲良しが出来るということもありますが、
自分の本当に気に入る条件(庭・広さ・建物・人間関係・環境)が揃うのは、
実際なかなか難しいもの。
一時的にでも利用して、環境を気軽に変える手段として
とても良いんじゃないかと思います。
定年後にライトバンを改造して、夫婦で日本一周している人とかも、
最近は以前よりかなり多くなったと思います。
道の駅で朝よく出会ったりします。笑
今はコロナのせいで、他県からの移動は厳しい面もありますが、
これを機に、自分のこの先の可能性の一つとして考えてみると視野が広がるかもしれません。
不動産業界が変わるともっと気楽に移動出来るし。
現在の新型コロナウイルスが収まっても、
必ずまた新たな脅威や天災は起こります。
自分がよりよく生きるのに何が必要で何がそうでないか、
考える良いチャンスにしていきたいと思っています。