お盆も終わりましたね。
今年は久しぶりに迎え火送り火なんてして、
亡くなった人にゆっくり語りかける気持ちになれる時間が取れて、
とても良かったです。
自分が死んだら特にお盆に招く人もいないと思うんですけど、
すごく良い習慣だったんだなぁと。
で、ぜんぜん関係ないんですけど、ちょっと不思議な話を思い出しました。
かなり昔に遺跡発掘の仕事をしていたことがありまして。
もうお名前も忘れてしまったんですが、
とても感じの良い女性と知り合って、たまにお話ししたりしていたんですが
ある日作業しながらすごく不思議な話を聞きました。
彼女がかなり前から繰り返し見ている夢があって、
自分がお侍さんで、詳細忘れたんですがあるお坊さんを追いかけていて、
とうとう山かどこかで追いついて殺してしまう夢なんだそうです。
で、なんでこんな同じ夢を何回も見るんだろうと思ってたら、
その発掘の現場で出会った他の女性とたまたま話していたら、
その人がまったく同じ夢を見ていて、
しかもお坊さんの側(殺される)から見ている夢だったのがわかってビックリ。
聞いたとき、かなり驚いたと思うんですけど、
その人も「おかしいと思われるから他の人にはナイショね」なんて言っていたので
その相手だという人に聞き正したりはしなかったんですけど。
(今だったら3人で話していろいろ確かめたと思います笑)
その時はそんな事もあるんだ〜😅で終わってしまったんですが、
これって
・二人の前世?
・なぜだか分からないが同じ夢を共有した
・なぜだかここで出会った
って条件が揃うなんて確率、どのくらいあるんですかね?
彼女たちも、
「私たちってひょっとして恨みのある敵同士で、
因縁を晴らすためにここで出会ったの〜〜!?」
ってキャッキャッと盛り上がったみたいで。(笑)
特にその後も何事もなかったらしいんですが。
「なんであの時もっと詳しく聞かなかったのかなあ」
といまだに思い出すと残念です。
大昔こんなことがあったんだねえって、当事者同士が納得して
恨みや怒りの感情なんかもはるか昔のことで、
笑ってそれでおしまいになるって、なかなかすごくないですか。
2人とも生まれ変わりなのか、何か他の理由で同じ夢を共有したのか
確かめるすべはないんですけど、
たまたまそれを聞かせてもらった私も、
得難い僥倖だったと思います。
いい話だったので皆さんにもおすそ分け。(笑)
彼女たちもお元気かなあ、
あれからどんな人生だったのかなあ
たぶんもう2度と会えないと思うんですけど、
またどこかでお会いできたらなと思っています。