さいきん黒猫のモーニングコールに、
「う〜〜〜ん、もうちょっと待ってて・・・。」
なんてそのまま寝ていたら、
階下の台所で何か聞き慣れない音がする・・・!
慌てて階段を駆け下りると、
絶対に先住猫では手の届かない高い場所のフライパンの上にのせてあった
カリカリの小袋が地面に落ちてズタボロに・・・・!!!
お前かあああああ
(なんて賢い子なの・・・!!!心の声)
と、一応怒るフリなどしてみる。
ウチの母親からは器量悪いし性格も可愛くないとか言われてるんですがトンデモナイ。
この可愛さと賢さがわからない方が目が節穴じゃないですかね?
怒るフリはしていますが、
この子はこれで本当に素晴らしい猫に育っています。
我が母親がいわゆるペットや自分の家族や子供に求めるのは、
【自分の都合の良いように、自分のいう通りに動くこと】なんですが、
私は特に猫には野性味というか、
生き延びるための知恵と力を持っていてほしいと思っているので、
万が一私に何かあっても自力でエサのありかを見つけたり、
外に逃げ出したりする生命力を失わないで欲しいのです。
前に書いた「狼の知恵と愛」の記事でも、
野生のオオカミと犬の違いは、吠えることで人間にすべてやってもらえることを
学習し、習慣づけられてしまった犬は、オオカミよりも問題解決能力が劣るとの
記述があって、そうかも知れないと思いました。
万が一、私に何かあったら自力で生き延びられること。
それこそが、黒猫に望むただ一つの願いなのです。