最近いろいろゆる散歩しているちーば探険隊です
こにゃにゃちわ(*'ω'*)
またまたちょっと気になる場所を見つけてしまいました。
それは
「滝なんかココに絶対ないよね!?」
っていう千葉県船橋市金杉にあった御滝不動尊。
まず地名に強烈に引っ張られました。
最寄りの駅が、なんと新京成線の「滝不動駅」です。
わ〜〜、素適な弁天堂が池のなかに。(*'ω'*)
新しい本堂の上を見上げると、
美しい天井絵が・・・!
きれい〜〜
そして向かいに立つ古いお堂にも、
古色蒼然とした干支を中心とした動物たちの絵。
とてもいいですねえ・・・
見事な龍の絵もあります。
ちょっと壊れてたりもしますが・・・( ̄∇ ̄)
なにか棲んでいそう
ここが本来の正門入り口ですね。
額には、「御滝王」とあります。
ちょっと目立たないすぐ脇の石垣の中に
立派な御滝場がありました。
なるほど、ここが名前の由来ですね。
見事なお不動さま方が、上から修行者を
見下ろしています。
これは気が抜けませんね・・・(汗)
この御滝不動尊の正式名称は、
「御滝山金蔵寺」(おたきさん こんぞうじ)
創建は1423年、
伝承によると当時この境内付近が、
夜も明るくなるほど輝いて
近隣の村人たちを怖れさせており、
応永13年(1423年)に能勝あじゃりという方が通りかかって
二十一日間の護摩を修法すると、
夢に円仁(最澄の弟子)が現われて
「自分が心を込めて刻んだ不動尊がここに埋まっている」
とのお告げがあり、その場所を掘ると仏像が出てきて
そこから水が湧きだし、滝となったそうです。
歴代の御住職は、現在で40代目。
すごい歴史ですね・・・。
昔の写真を見ると、改修前はもっと低い位置から
水が流れ落ちていたようです。
水量は多くありませんが、海老川の水源地となっています。
この川にも、その昔ヤマトタケルが渡る際に、
住民が小船を並べて橋を渡したという伝説があり、
これが「船橋」の語源なのだとか。
こうみると、千年以上前の神話の時代の話が、
今に地名となって残っている場所の多さに、
改めて驚きます。
おおっ、すごいと一瞬思ったのですが、
これが全部水子地蔵尊だとわかって、驚きと共に
切ない気持ちになりました。
池の横には、むかし鹿を放して飼っていたようで、
その名残りがありました。
森が鬱蒼としていて、
少し暗い所もあるのですが、
不思議な雰囲気と由来の場所に出会えて、
またゆっくり訪れたい場所のひとつになりました。