おきらくごくらく。

山と自然。日常のあれこれの雑記ブログ。

ホンモノとニセモノの間。

Photo by Pixabay

 

先日、衝撃的なニュースを聞きました。

中国で、専門家でも本物と見分けのつかない

人造ダイヤモンドが作られていると。

 

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

 この人工ダイヤモンドは、天然のダイヤモンドではないですが、

本物のダイヤモンドです。

同じ炭素で出来ており、自然が行う長い時間での変化の過程を、

人工で作り出したのが人工ダイヤモンドだからです。

つまり「ダイヤモンド」のカテゴリーとしては紛れもなくホンモノ。

ただ天然ではない。

 

もともと工業用に造られたものなのだそうですが、

ここ20年の眼を見張るような中国の技術革新も驚くばかりです。

しかしこのニュースでもっとも気になったのは、

 

ホンモノと寸分違わぬニセモノは、

もうすでにホンモノではないのか?

 

ということでした。

 

ホンモノとは何か?

何をもってホンモノと定義するのか?

 

 

こんな動画を先日たまたま見かけました!

 ・・・と思ったら動画が見つからない!!!

 

「偽のダイヤの見分け方」って動画で、

本物と偽物の両方を、高熱の火で炙り、

その後液体窒素に入れるというものだったんですが、

 

 

本物のダイヤには炭素が入っているので、熱したあと

液体窒素に入れると・・・・

なんと燃えてなくなるwww

 

衝撃の結果・・・!!!!

 

(よく考えれば当たり前なんですが、

 本物が消えるという事実に、

 ダイヤモンドは永遠・・・ってイメージが崩壊するので

 ゲシュタルト崩壊のデビアス神話崩壊ってことですかね。笑)

 

 

この偽物ダイヤは炭素が入っていないものですが、

中国の開発した人造ダイヤは炭素で構造はまったく本物のダイヤと一緒。

 

これはもう、本物・偽物ではなく、

人工・天然という違いになってくるのでは・・・?

 

天然モノ人工モノの違いとは・・・、

何かウナギの話のようですね(笑)

 

 

これ全世界の当たり前と考えられていた価値観に

わりと風穴が空けられそうな大事件だと思うんですが、

モノや物事の価値って、

結局ひとりひとりの考えによるって思っちゃうんですよね。

 

 

ホンモノとニセモノの間には、

いったい何があるんでしょうか?

 

本物の定義とは?

  1. にせものや、つくりものでない、本当のもの、また、本当のこと。
  2. 見せかけでなく、実質を備えていること。本格的であること。
  3. もとの物。実物。

                            大辞林より

 

自分にとってのホンモノとは、上にプラスして 

古くからあるもの、最初にあるもの、 

感覚的にそうだと感じられるもの、ですかねえ

 

だから「本物だ!」っていうのは、

その個人の見極める力と思いによって、すごく違ってきてしまう気がします。

 

自分にとって価値があるものであれば、本物か偽物かは

どちらでも構わない、という場合もあるでしょうが、

それはその時その人にとっては「本物なのだあっ!!!」

ってことなんでしょうし。

 

 

ダイヤモンドはモース硬度は高いけど、

衝撃には弱い。

ヒスイの方が実は割れにくいってことは

私も知ってビックリだったんですが、

 

www.nekosippona.com

 

 

希少や珍しいものは特に、賢い方々の作ったイメージ戦略によって

疑問もなく定着してしまうというのは、

このネット時代には思い知らされる事実ですね。

フェイクニュースとか。

昔だったらそのまま信じていたことが、

今はちょっと自分で調べるだけで、「あれ?ひょっとして・・・」

ってなるの、すごくいい時代だと思います。

 

デビアス社の「ダイヤモンドは永遠の輝き」「結婚指輪は給料の3ヶ月分」

「輝くダイヤモンドは愛の象徴」

というキャンペーンって、ダイヤの金銭価値を決めるすごい戦略だったんだなと。

シンジケートや世界カルテルによって、

ダイヤモンド採掘権を一手に握って

過酷な採掘作業を子供たちにやらせている事などはあまり知られず、

世の中のほとんどすべてはイメージ戦略で作られてきたんだなあと

最近つくづく思います。

 

相撲は国技ではなく、

最初にあの建物ができたときに、初代尾車親方が板垣退助の意見を

押し切って「国技館」とつけたのだと、さいきん初めて知りました〜〜〜。

 

www.1242.com

 

すっごいイメージ戦略です。

なんとなく相撲だけ他の武術と違って国技なんだと思ってました〜〜(笑)

 

キュリー夫人の見つけた放射能は本物ですが、

健康に良いとされたため、

当時ラジウム入りの歯磨き粉や飲料はじめ、

ありとあらゆるものに添加され、凄まじい放射能被害を引き起こした事も・・・。

 

karapaia.com

 

 

「ラジウムガールズ・その忘れられた物語」 

https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/the-light-that-does-not-lie-1

 

 

たくさんのホンモノとニセモノと、

真実と嘘がいくえにも重なって、

すべてが混沌とするこの世界。

 

正気でいるのはじつはすごく難しいことなのかも知れません。

 

 

好きなことはもちろん、不思議に思ったり、疑問に思ったり、

何事にも、自分で見て経験して調べて学んで、

そして探求するということが

一生の間にやめてはいけないことなんだなあ

とつくづく思う今日このごろでございます。     

 

 

みつを