おきらくごくらく。

山と自然と不思議。日常のあれこれの雑記ブログ。

ジェームズ・キャメロンが見つめるもの。

今週、米国映画「バービー」と、

原爆製作者「オッペンハイマー」を主人公にした

2本の映画が公開と共に話題になっていますが、

米国では原爆自体がミーム化されているらしく、

おもしろおかしいネタとして扱ったTweet が炎上する騒ぎになっており、

最初にそれと知らずにこの画像を見たとき、

原爆を笑いのネタにしてるんだなと感じたので

こんなTweet したんですが、

 

 

 

 

米国では原爆を落とした事を正当化してきた事、

この被害の凄まじさの記録と医療の記録すべてを、

米国が研究のために日本から持ち去って日本には返却しなかった事、

そして戦後日本は原爆投下に対しての米国からの謝罪を1度も受けていない事などを

知っていたのでこんなTweet をしたのですが、

 

この映像を見て真っ先に頭に浮かんだのが、

「ターミネーター2」でサラ・コナーの夢の中で

公園で子供達と遊ぶ未来の自分の目の前で核爆発が起こり、

フェンスにすがったままの姿で爆風に焼かれて骸骨になって行くシーンでした。

 

まさしくあれは原爆の真の姿を描いていて、

今でもあの衝撃は忘れられない。

AIという自我を持つコンピューターに不要なものと判断された人類が

晒される危機の可能性を、今からなんと39年も前に

ジェームズ・キャメロンは警告していたことになります。

 

 

 

そんなことを思っていたら、

キャメロン監督が

「被害者視点での原爆の映画を作ろうとしている」

という驚きの事実を知りました。

 

 

 

この セバスチャン+゚.* (@sebastianus287) さんのTweet によると、

キャメロン監督がアバターの続編を作り続けているのは、

映画会社が出資を拒んだその映画の制作費を作るためなのだと。

 

 

キャメロン監督の映画は、

「ターミネーター」や「アビス」から

大好きなのですが、(もちろんアバターも)

本当にすごい人です。

 

彼の作る映画は単なる娯楽作品ではなく、

この世の地獄と極楽、

生命の循環とそこに介在する意識、

人類をはるかに超越したなんらかの意志のようなものを

映画の中に込められているのを感じます。

そしてその原爆の映画は、

公開されれば多くの人の意識を変えるものになるだろうと思います。

 

 

 

 

彼の警告した未来は、

39年後の今や現実のものとなりました。

 

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